揚げ物をした後の油処理が面倒……
唐揚げやコロッケ、とんかつなどなど、揚げ物料理を作ることは多いかと思います。揚げ物をした後に何が大変かというと油の処理が面倒ですよね。油は排水溝にそのまま捨てると、水質が悪化したり、排水溝のつまりの原因になったりしてしまいます。
そのため油を固めて捨てるような処理剤もあるかと思いますが、買い置きし忘れることも……。今回はそんな専用の処理剤を使わなくてもできる油処理の方法をご紹介します。
家にあるものを使って処理をする
使う道具は、空になった牛乳パックと、新聞紙やいらなくなった端切れ布を使います。
1. 使い終わった油はしっかり冷まします。
2. 空の牛乳パックの中に新聞紙やいらなくなった歯切れ布を入れます。
3. 少量の水を牛乳パックにいれます。※これは油が自然発火することを防ぐためです。
4. 冷めた油を牛乳パックの中に注いでいきます。
5. すべて注いだら、キッチンペーパーなどで鍋の中も拭き、それも牛乳パックの中に入れます。
6. しっかり口をテープで止めます。
7. ゴミは各自治体にルールに従って捨ててください。
<注意>
動植物油は空気に触れると酸化して熱が発生します。この酸化熱が蓄積して温度が上昇することで、自然発火する可能性があります。油の染み込んだ紙や布を捨てる場合は、【必ず水を十分に染み込ませる】などの処理をしてから捨ててくださいね。
また天ぷら油などの各製品には、油の温度設定や捨て方などの注意書きが記載されていますので、必ず使用方法・使用上の注意を読んでから使用・廃棄しましょう。
これらのことに注意しながら、家にあるものを使って面倒な油処理をしてみてくださいね。
参考:東京くらしWEB|油による自然発火に注意!!