4:家族の身長に合わせて収納場所を決める
人が最も使いやすい高さは、目線から腰くらいまでの高さです。
この「ゴールデンゾーン」は身長によって変わるので、それを意識して収納場所を決めることが重要です。
棚や引き出しにモノを収納するとき、背の高いお父さんは一番上、小さい子どもは一番下というように、人別に収納場所を決めるのがおすすめです。
5:個人用ボックスを用意する
リビングは家族が集まる場所なので、個人のモノも集まってきます。
個人のものがリビングに散乱して困っている場合は、個人ごとの収納ボックスを用意するのもおすすめ。
例えば、帰宅後に上着やカバンを床に置きっぱなしにすることが多いなら、その場所に大きめの収納ボックスを置いておきます。
いったんボックスに入れておいて、部屋に戻るときに持って行ってもらいましょう。
わたしは、娘の勉強道具がダイニングテーブルの上に散乱しているのが悩みでした。
ですのでリビングに勉強道具の一時置き場を用意しました。食事のときはすべてそのケースに入れておいて、部屋に行くときに持って行ってもらっています。
6:一緒に片付ける時間を作る
毎日決まったタイミングで、出しっぱなしのモノをもとの場所に戻す「リセットタイム」を設けると、片付けが習慣化して、部屋は散らかりにくくなります。
モノを使うたびに「戻して!」と声かけをするのは自分も家族もつらくなってしまいますが、「リセットタイムにまとめて戻せばいいや」と思っていればイライラしなくて済みます。
リセットは家族みんなで一緒にするのがおすすめです。
わが家ではベッドに行く前の3分間をリセットタイムにして、娘と一緒にリビングのテーブルや床に散らかったモノを片付けます。
「出したら戻す」を意識するようになるので、おすすめですよ。
もうひとりでがんばらない!
家族が片付けをしてくれないのは、収納の方法が複雑すぎるせいかもしれません。できるだけシンプルでわかりやすい、ラクな収納方法に変えて、片付けに家族を巻き込んでいきましょう!
教えてくれたのは……Samiaさん
整理収納アドバイザー1級。家事をラクにするための収納アイデアを発信。
YouTubeチャンネル名:Samia片付け収納チャンネル
Instagramアカウント名:samia.housework