教えてくれたのは……須藤勇介(すとうゆうすけ)さん
ミルクティ―で有名な老舗の紅茶専門店「ケニヤン」で8年間の修行の後、独立。高貴なイメージのあるミルクティーにもっと親しんでもらいたい思いから起業。メニューはミルクティー(ホット、アイス)のみだが、他企業とのコラボにも積極的に取り組み、ミルクティーの新しい価値を日々模索し提案し続けている。
コンビニやスーパーで何を飲もうかと悩んだら……
おいしい飲み物を飲みたいときはカフェで飲むのもいいけれど、自宅でゆっくり飲むのもいいですね! ミルクティ―を作り続けて10年以上の須藤さんが選ぶ、”今買うべきミルクティー”とは一体どれなのでしょうか?
森永乳業「リプトンミルクティー」
リプトンが厳選した香り高い紅茶に、コクのあるミルクを加えた、定番人気のミルクティーです。紅茶の味わいの中に、やさしいミルクの甘さが広がり、ほっと一息リラックスできます。まさに“ミルクティーの基本”ともいうべき安定の味。学生時代からずっと飲んでいます。
セブンプレミアム「ティーラテ」
ミルクティーと相性のよいアッサム茶葉を中心に、セイロン、ダージリンなどを配合したオリジナルブレンド茶葉を使用したティーラテです。華やかな紅茶の香りを引き出しながら、すっきりとした後味です。
たっぷり30%使ったミルクの深いコクも紅茶を引き立てます。紅茶の味がしっかりしていて、美味しいです。セブンイレブンに行くとつい買ってしまう!
カネカ食品「パン好きのミルクティー」
世界でも希少なダージリン茶葉100%使用。北海道産の生乳もたっぷり70%使用した、パンをより美味しく、パン好きな方のために開発されたミルクティー。後味すっきりの濃厚なミルク感と、華やかな香りのダージリン茶葉がパンのおいしさをやさしく引き立ててくれます。
このミルクティーの特徴は、紅茶とミルクの割合です。通常は紅茶:ミルクの割合は7:3です。僕の作るミルクティーもこの割合です。ですが、こちらの割合は3:7と真逆。それなのにミルクの濃厚さもありながら、紅茶の味もしっかり感じることができます。製造技術はかなり高いと思います。
また、ダージリン茶葉を100%使用しているとこにも、こだわりを感じます。マイルドなやさしい味わいはパンにぴったりです。
自分で作るのもいいけれど、サッと買えておいしい市販のミルクティーもいいですね! お店でどれを買ったらいいか悩んだときには、参考にしてみてくださいね。