「捨てるモノ」と「残すモノ」を判別するための“4つのポイント”

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 「捨てるモノ」と「残すモノ」を判別するための“4つのポイント”

2022.01.27

「忙しくて片付けに時間をかけられない」という方は、まずは「モノを減らすこと」がおすすめです。でもこのモノを減らすことが最も難しいことですよね……。そこで今回は、整理収納アドバイザー1級Samiaさんに、モノが捨てられない人がやるべき「捨てるモノと残すモノの判断のコツ」を教わります。

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もくじ

モノを減らす効果とは?どんないいことがある?
モノを多く所有するデメリット
モノを減らすメリット
モノを減らすとき「捨てるモノと残すモノ」の判断のコツ
〈捨てるモノと残すモノの判断のコツ〉1:一旦出して判断する
〈捨てるモノと残すモノの判断のコツ〉2:使っているか、好きかどうかで判断する
〈捨てるモノと残すモノの判断のコツ〉3:とりあえずBOXにまとめる
〈捨てるモノと残すモノの判断のコツ〉4:狭い場所、モノが少ない場所から始める
教えてくれたのは……Samiaさん

部屋を片付けたいけれど、なかなかモノを捨てられないと悩んでいませんか? 
今回は、そんな方でもモノを捨てられるように、家をキレイにするメリットとコツをご紹介します。今まで部屋の片付けに失敗してきた方は、ぜひ参考にしてください。

モノを減らす効果とは?どんないいことがある?

モノが捨てられない人がやるべき「捨てるモノと残すモノの判断のコツ」出典:www.youtube.com

モノを減らすと自分にとってどんなメリットがあるのか、これを具体的にわかっていないと、なかなかモノを捨てられません。部屋の片付けをすると、どんな良い効果があるのかを知っておきましょう。

モノを多く所有するデメリット

モノが捨てられない人がやるべき「捨てるモノと残すモノの判断のコツ」出典:www.youtube.com

持っているモノの量が少なければ、もともと家に備え付けられている収納にそのまま置くだけでOKです。収納グッズもテクニックも必要ありません。

では、持っているモノの量が多い場合はどうでしょうか?

たくさんのモノを収納するためには、家具や収納グッズが必要になります。
たとえ棚や引き出し、ボックスなどを駆使してきれいに収納したとしても、下に入っているモノを出すときには、上のモノをどかさなければいけなかったり、どこに何が入っているか忘れてしまうので、モノを探すのに時間がかかったりして、モノを出しっぱなしにすることが多くなり、部屋が散らかります。

モノが増えるたびに収納家具もどんどん増えるので、生活スペースを圧迫します。
そのうち家具を置くスペースもなくなり、収納に入りきらなかったモノは床の上に置くしかなくなります。実は、以前のわが家はこんな状態でした。

モノを減らすメリット

モノが捨てられない人がやるべき「捨てるモノと残すモノの判断のコツ」出典:www.youtube.com

モノが多かったとしても、収納グッズや収納テクニックを駆使し「使ったら元に戻す」を徹底することができれば、部屋は散らかりません。

でも、よほど性格がマメで、片付けに時間とお金をかけられる方でないと、キレイな状態をキープするのは難しいと思います。「できれば片付けをしたくない」、「忙しくて片付けに時間をかけられない」という方は、モノを減らすことをおすすめします。わたしはモノの量を減らしたことで、こんな効果を感じました。

・モノを探す時間が減った
・片付けをする時間が減った
・家事の効率がアップした
・自分を責めることがなくなった

モノの総量が少ないので、すべての位置を把握しやすく、モノを探し回ることがなくなりました。収納にゆとりがあるのでモノの出し入れがラクになり、使ったあとラクに元の場所に戻すようになりました。

片付け出典:stock.adobe.com

その結果、出しっぱなしのモノで部屋が散らかっている状態が少なくなり、片付けにかける時間を大幅に減らすことができました。
床や棚の上に置いていたモノがなくなると、掃除も劇的にラクになります。
料理の準備やあと片付けもラクになり、家事の効率がアップしました。

そして何より、片付いた部屋をいつもキープできるようになったので、「片付けられない自分」を責めなくてよくなったことが大きなメリットだと思います。

このようにモノを減らすと、いい効果がたくさんあります。
とはいえ、お金を出して買ったモノを捨てるのはなかなか難しいですよね……。
次に、モノを減らすことを成功させるためのコツを解説していきます。

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