わが家のドロップ・ゾーン実例
それでは、わが家のドロップ・ゾーン実例を紹介しましょう。
毎日のように家に入ってくる「紙類」は、チラシ・郵便・DM・プリント類のうち、今すぐすてないものだけ残します。1枚ずつクリアファイルに入れてファイルボックスに立てます。新しいものを右から入れます。
こちらはおまけやちょっとしたプレゼントでもらうことの多い「新品の文具」。鉛筆や消しゴムといったものは、専用の場所を設けます。未使用品をまとめることで、古いものがなくなったときすぐに取り出せます。
「学習プリント」は、教科ごと、提出用と自宅用など、自分なりの使いやすい分類で、横置きのファイルボックスに入れていきます。わが家はまだ幼児しかいないので、ドリルを入れています。小学生になったら、このあたりを少し変えるつもりです。
毎月届く冊子や通信教育の「テキスト」。毎月決まった時期に増えるものは、ファイルボックスに立てて入れておくと便利です。1年経ったら前のものを処分するなどのルールは必要です。
子どもの「工作」や「おえかき」、「手紙」といったものをまとめるボックスもそれぞれあると便利です。子どもが大きくなってきて、自室などで管理する場合も「交換したお手紙用の箱」を用意してあげると良いでしょう。
どこからか突然出てくる「小銭」。何でもいいので専用の置き場所を作りましょう。小銭の種類ごとに仕切られたトレーや、貯金箱を用意するとより実用的です。
子どもがキャラクターもののお菓子やふりかけ、レトルト食品などを食べると、おまけの「シール」や「カード」がついてきます。こうしたものも散らかる一因なので、専用の置き場所を決めましょう。
同じく、「ファミリーレストランやファストフード店などでもらうおもちゃ」も、専用の場所があると便利です。
もう使わないと思ったら捨てる、箱いっぱいになったら捨てるなど、子どもとルールを話し合うことでスムーズに。
日々生活しているだけでも、家の中にはたくさんのものが入ってきます。散らかりがちなモノの存在に気づいて、それぞれのドロップ・ゾーンを決める。このくり返しで、散らかりにくい家になっていきますよ。
散らかるのには、必ず理由があります。ぜひ、その理由探しからはじめてみてください。