「酢」の消臭・殺菌効果で、キッチンまわりを清潔に!
お酢は、料理だけでなく、キッチンの消臭・殺菌アイテムとして活用できるのを知っていますか?
お酢の主成分は、酢酸と呼ばれるもの。酢酸には、においの元となる雑菌の繁殖を抑える作用があるため、キッチンまわりのイヤなにおい対策をはじめ、調理器具や野菜の殺菌までできると言われています。
お酢にもさまざまな種類がありますが、掃除には一般的な家庭料理に使用する「穀物酢」を選びます。すし酢、ポン酢など、ほかの調味料が含まれているお酢やフルーツビネガーなどはベタつく原因になるため、注意してくださいね。
酢の消臭効果を活用:お酢スプレーで「三角コーナーのにおい対策」
「シンクの三角コーナーに溜まった生ごみのにおいが気になる……」
そんなときには、お酢の消臭効果を活用した手づくりの「お酢スプレー」で、生ごみ臭対策をしましょう!
◆用意するもの
- 水で5倍に薄めた酢……適量
- スプレーボトル
◆方法
水で5倍に薄めた酢をスプレーボトルに入れてよく振って混ぜ、においが気になる部分に吹きかけるだけのシンプルな方法です。
お酢が消臭スプレーの役割を果たし、生ごみのイヤなにおいをカットできます。
※手作りのお酢スプレーは防腐剤が入っていないため、早めに使いきるようにしてください。
酢の殺菌効果を活用1:「まな板を洗う」
ササッと洗ってしまいがちなまな板ですが、雑菌をほかの食材につけないためにも、しっかりと洗うことが大切です。
お酢の殺菌効果を活用すれば、手間をかけることなく、毎日清潔なまな板を使うことができます。
◆用意するもの
- 酢……適量
- 熱湯
- 清潔な布
◆方法
1.まな板を水でよく洗い、熱湯をかけます。
2.酢(今回は、まな板1枚に大さじ1程度を使用※編集部調べ)を全体にかけます。
3.清潔な布で拭きます。酢で殺菌したあとは、風通しのよい場所でよく乾燥させます。
殺菌効果に加えて消臭効果もあるため、まな板の気になるにおいを抑えやすくなり、一石二鳥!
まな板のほかにも、ふきんの殺菌にも効果的です。ふきんの場合には、酢水にしばらく漬けておくとよいですよ。
酢の殺菌効果を活用2:「野菜を洗う」
まな板などの調理器具の殺菌以外に、野菜や果物を洗うときにも、お酢が便利です。
お酢の殺菌作用で、表面についた菌や汚れを落とす効果があります。
◆用意するもの
- 水で5~20倍に薄めた酢……適量
- ボウル
◆方法
1.ボウルに、酢を水で5~20倍に薄めたものをつくります。
2.野菜や果物を1に入れ、15分から20分漬けておくだけで完了です。
消臭も殺菌も、万能な「お酢」の力にお任せ!
お酢があれば、毎日使うキッチンを清潔にしたり、安心して野菜などをおいしく食べたりすることができそうです。
いずれも、身近なもののみで簡単にできる方法なので、ぜひ試してみてくださいね。
参考HP:タマノイ酢株式会社「お酢の効果・効能」より