「粉類」を入れる容器を変えるだけ!今よりもグンと時短できるキッチンアイテムの選び方

家のこと

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2021.12.13

料理によく使う片栗粉、小麦粉などの粉類はどのような形で使っていますか? 袋のまま、または大きな容器に入れていませんか? 実は容器を変えるだけで時短に繋がります。「時間を貯める」という概念を提唱する『時間が貯まる 魔法の家事ノート』の著者、三條凛花さんに、時短につながるアイテムを教えてもらいました。

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小さな動きを見直すと、どんどん時間が貯まる!

毎日さまざまなやるべきことに追われている、という方も多いのではないでしょうか?時間が貯まる

1日の時間は変えられません。でも、自分の時間を増やせる地道な方法があります。それは、むだな動きをなくすこと。

家事のさまざまな動きに注目してみると、実は「むだな動き」がたくさん含まれているのです。それらに気づき、一つずつ解決していけば、今よりずっと自分の時間を増やすことができますよ。

さまざまなテクニックがありますが、今回は、調味料や粉の「容器」を変えるだけで時短になるアイテムを紹介します。

蓋の開け閉めや、すくう動きを減らせる容器を選ぶことで、自分の時間を貯めましょう。

水で溶かなくてもとろみがつく片栗粉

片栗粉

スープや炒めものにとろみをつけたい。そのためには、片栗粉と水を用意して、溶いておく必要があります。でも、振り出すタイプの片栗粉を使うと大幅な時短になります。

水溶き片栗粉をつくって料理に入れるには、実は、たくさんの動きが必要です。キッチンの状態や使用アイテムによって動きの数は変わりますが、たとえばこのような流れで料理をしている人も多いのではないでしょうか。

  1. 必要なものを揃える
  2. 水を汲む
  3. 片栗粉の袋や蓋を開ける
  4. スプーンですくう
  5. 水に入れる
  6. よく混ぜる
  7. 鍋などに入れる
  8. うつわ・スプーンを洗う
  9. 拭く
  10. 定位置に戻す


一方、振り出すタイプの片栗粉の場合は、こうなります。

  1. 片栗粉を出す
  2. 鍋などに振り入れる

たったこれだけ! 
小さな動きに着目すると、時短ポイントが見つかりますよ。

小麦粉も振るだけでいい

魚や肉に振って焼いたり、ホワイトソースに使ったり……。小麦粉も、その都度出してきて、蓋を開け、スプーンですくい……といった手間があるものです。
こちらも、市販品で振るだけの容器があります。

少量ずつ出せるので、余りにくいのもいいですね。小麦粉

かんたんに味を決められるカレー粉

カレー粉

カレー味の炒めものやスープ。どのように作っていますか?
缶で売られているカレー粉や、カレールーの余りを使うなど、いろいろな方法がありますが、振り出すタイプのカレー粉もおすすめです。
さっと取りだして、塩コショウを振る感覚でかけるだけで味が決まります。

粉類は「振る」タイプのものが売られていないか、あるいは100円アイテムなどに移し替えることで時短できないか、ぜひチェックしてみてください。

私たちの暮らしの中には、気がついていない「むだな小さな動き」がたくさんあります。その動きに気づいて、解決に役立つアイテムを投入すると、いつもよりずっと早く家事が終わるようになりますよ。

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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