暖房の電気代を抑えたいなら。本格的な冬の前に今すぐやるべき「エアコン掃除術」

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2021.12.29

快適さを保ちながら、無駄な電気代を抑えるためにはエアコンの掃除が欠かせません。コロナ禍の冬はとくにエアコンの稼働率が高く、いつのまにかエアコンの負担が増えているかも。今回は、空調メーカーのダイキンが推奨する計画的で上手なエアコン掃除を解説していきます。

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もくじ

1年に1度より計画的な掃除がかえってラク
冬の「こまめ掃除」
⒈フィルター掃除
⒉室外機周辺の掃除
シーズン前に「しっかり掃除」
⒈フィルター掃除(熱交換器の確認)
⒉室外機周辺を念入りに掃除
詳しい解説は動画からも!

1年に1度より計画的な掃除がかえってラク

エアコン掃除出典:www.photo-ac.com

エアコンは頻繁に使用する夏と冬、あまり使用しない春、秋が交互に繰り返されるのが通常。掃除を1年に1回しかしないという人が多いかもしれませんが、年間を通じて計画的に掃除していく方が、一度の負担が減ってかえってラクかもしれません。しかも、キレイになって快適、無駄な電気代も抑えられるのでいいこと尽くめです。空調メーカーのダイキンがおすすめするのは、シーズン中の「こまめ掃除」とシーズン前の「しっかり掃除」の合わせ技。エアコンをいつまでも快適に使用するためにぜひ実践してみましょう。

冬の「こまめ掃除」

暖房を頻繁に使用している期間は、フィルター掃除と室外機周辺の掃除をこまめにするのがポイント。

⒈フィルター掃除

エアコン前面のパネルを開けてフィルターを取り外し、掃除機でフィルターについたホコリを吸い取ってから室内機に戻しましょう。
シーズン中のフィルター掃除は2週間に1回のペースで行うのがベストです。また、エアコンがキッチンからの油煙を吸い込むなどでフィルターの汚れがひどいときは、台所用中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗い、十分に陰干しして乾かしてから室内機に戻してください。

フィルター掃除出典:www.daikin.co.jp

⒉室外機周辺の掃除

室外機が周辺の空気をしっかり吸い込んで吹き出せるよう、室外機周辺には物を置かずに風通しをよくしておきましょう。空気の通りが悪いと効率が下がり、無駄な電気代につながってしまう場合があります。

室外機周辺の掃除出典:www.daikin.co.jp

シーズン前に「しっかり掃除」

暖房を本格的に使用する前には「しっかり掃除」も忘れずに! シーズン中の「こまめ掃除」にすることに加えて熱交換器の汚れの確認や、室外機の周りに溜まった落ち葉や飛来物の除去など、いつもより「しっかり」掃除していきましょう。

⒈フィルター掃除(熱交換器の確認)

「しっかり掃除」では、フィルターの奥にある薄いアルミの板がたくさん並んでいる「熱交換器」の汚れも確認しましょう。熱交換器に汚れが溜まると、カビの発生や嫌なニオイの原因になる場合があります。
とはいえ、自身で清掃するのは難易度が高く、アルミの板の部分が折れ曲がってしまったり、電気部品の故障につながったりする恐れもあるため、熱交換器が汚れている時は、専門業者への掃除の依頼をおすすめします。

熱交換器の確認を出典:www.daikin.co.jp

⒉室外機周辺を念入りに掃除

台風シーズンや落ち葉の時期は、室外機の周辺や裏側に落ち葉やゴミ、思わぬ飛来物などが意外とたくさん入り込んでいるかもしれません。またエアコンを使用していない間に荷物を置いてしまっていることもあるので、エアコンシーズンが始まる前に念入りに確認、掃除を!

詳しい解説は動画からも!


ダイキンの調査によると、コロナ禍前と比べてエアコン使用時間が増加した人が増えている中、フィルター掃除をこまめにしている人は、全体の1割にとどまるのだとか。シーズン前に少ししっかりめに掃除・点検し、エアコン稼働時期もこまめに掃除をすることで、エアコンに負担をかけず、電気代もおさえることができますよ。キレイなエアコンで快適な冬が過ごせますように!

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