洗濯前の臭い対策が見つからない…
考えてみれば「洗濯前の衣類が臭う」のは、汗や汚れが付着しているので当然ですが、「洗濯物の臭い」で検索してみると、圧倒的に「洗濯後の洗濯物」の臭いに関する情報が、洗濯前を超えています。チラリと見てみると、お風呂の残り湯を使うのが原因だとか、洗濯機の中での洗濯後長時間放置がいけないとか、部屋干しすると臭いが付くなどなど。
しかし、今回話題にしたいのは「洗濯前」の方。臭いの原因は判明しているし、毎日洗濯をすれば解決するのは分かっているものの「節約のためにもまとめて洗濯をしたい」「冬場は、タオルや肌着、靴下関係以外は毎日は洗わない」など、さまざまな家庭内ルールがあるようです。
何が臭う?なぜ臭う?
このグラフは(ちょっと想像するとゾワっとしますが)8 時間着用した靴下を湿ったタオルが入っている洗濯カゴの一番上、 もしくは真ん中に置いた状態にして、25℃の部屋で 18 時間放置し、そのあとに靴下の足裏部分にあたる部分の菌数を測定したものです。湿ったタオルの上に置いた靴下でも約10倍、中に入れた靴下では約100倍も菌が増殖していることがわかります。
臭い対策どうしてる?と聞いてみた。
そりゃ臭うのは当然!な菌増殖の結果を受け、対策について周りの人たちに聞いてみました。いずれも「節約のため」「子育て中で時間がない」「面倒くさいから」「仕事をしているため」と理由はそれぞれですが、<つい洗濯物を溜めてしまう>人たちです。
シュッと除菌消臭スプレー派
40代後半のMさんは、年末年始にご主人の実家に家族で帰省した折に「靴下や子どもの服は義母に洗ってもらうけど、それ以外は少し抵抗があるのでそのまま持ち帰ることが多くて。」と話します。聞けば、やはり着用後の服や下着の臭いが気になったことがあり、それ以来、実家に滞在中から脱いだ服や下着に「布用除菌消臭スプレー」をシュッシュッと吹きかける対策をしているとのこと。真夏の汗まみれのTシャツや濡れたもの以外は、この方法でOKだそうです。もちろん帰省中だけでなく、家で洗濯物が溜まったときにも効果的とのこと。
ランドリー用カゴ見直し派
次に話を聞いたのは、同じく40代で2人の子持ちのワーキングママOさん。「ランドリー用のカゴを通気性の良いスチールワイヤ―製に変えてから、臭わなくなった。」とのこと。脱衣所に2段のワゴンスタイルになっているカゴを置き、上段に水分を含んだタオル類、他のものを下段に入れるようにしたら、臭わなくなったとのこと。部活を頑張る小学生男子のママだけに、汚れものには敏感で、対策も目からウロコの「カゴの通気性」にフォーカスしたものでした。カゴどころか……洗濯機にどんどん突っ込んでいた私としては反省しきりです。
日々の清潔しっかり派
最後は、50代前半のHさん。キレイ好きで、フルタイムの仕事を持ちながらも自宅はいつもスッキリと片付いています。彼女のスタイルは「日ごろから清潔を心掛けているかな。お風呂の残り湯は使わないし、毎回酸素系漂白剤を入れて洗濯しているから、菌の蓄積が少ないと思う。」とのこと。ご両親の介護で実家に滞在していたときには、洗濯物の臭いが気になったそうで「母がしていた残り湯洗濯はやめて、酸素系漂白剤を買いに行った。」と、自らのスタイルで対応。やはり、日ごろから自分自身の「清潔意識のレベルを上げる」ことが大切ですね。
汚れ・菌・ウイルスに「プレ洗濯」
すでに実践中の3つのアイデアをご紹介しましたが、あともう1つ、臭いを防ぐのに有効な「プレ洗濯」をご存知でしょうか?
洗濯前の衣類に、かけて放っておくだけで(1週間ほど放置してもOK)汚れ・ニオイだけでなく99%除菌・ウイルス除去(※1,2)が可能な『ブライトSTRONG(ストロング) 衣類の爽快シャワー』は、色柄ものはもちろん、マスクにも靴下にも使用できるカンタン手軽なプレ洗濯洗剤です。
まだまだコロナ禍が続く日々の中、清潔レベルをワンランクアップさせて、臭いだけでなくウィルス除去にも気を配りたいですね。
※1 すべての菌・ウイルスを取り除くわけではありません。
※2 シャワーをかけた後、除菌は4 時間後、ウイルス除去は30 分後に効果を確認