子どもの作品
子どもの作品は、可愛く手放しにくいモノ。ですが、すべてをとっておくとなると、収納スペースがかなり必要になります。収納スペースを区切って、厳選した作品を保管しておくのが理想です。リビングなどに飾るコーナーを設けて、ある程度鑑賞したら厳選した作品は保管、それ以外は手放すというルールを設けるといいでしょう。子どもと作品を一緒に写真に撮って、コンパクトに残す方法もおススメです。
手紙・年賀状
ついとっておきがちですが、読み返すことがありますか? 何度も読み返したくなる手紙だけを厳選しましょう。年賀状は、年々増える一方なので、保管期間を決めて、保管期間を過ぎたら処分するようにしましょう。
アルバム
写真整理に便利なアプリなどを活用して、データで保管しておくこともできるので、アルバムとしてとっておく写真は、厳選しましょう。写真整理をする際は、手に取って眺めたいとっておきのアルバムを作ることを意識しましょう。
家族のモノを片付ける心得
NGワードに要注意!
「もういらないよね」「捨ててもいいでしょ」といった、相手の価値観を否定するような言葉はNGです。長い目でいつか片付けてくれるだろう、と待つことも大切です。相手の意思を尊重しながら片付けを進めていきましょう。
勝手に捨てない
自己判断で勝手に捨ててしまうとトラブルになり、片付けが難航してしまう原因になります。捨てるときは、必ず相手の意志を確認しましょう。
モノの取捨選択は本人に決めてもらう
無理に捨てさせようとすると、相手は余計にガードして、内心捨ててもいいかな……と思っていても、捨てずにとっておく結果になってしまいます。家族でコミュニケーションをとりながら、モノの取捨選択は本人に決めてもらいましょう。
家族のモノを増やさないコツ
1カ所に集める
家族のモノの総量を把握してもらえるよう、1カ所に集めて収納しましょう。まずは、こんなにたくさんあったんだ……と、家族にモノの量を認識してもらうことが大切です。
収納スペースに入る量だけ持ってもらう
収納スペースに入る量だけ、モノを持つことを意識してもらいましょう。モノの量だけ、片付けは難しくなるということを理解してもらう第一歩です。
モノをお金に換算して意識してもらう
モノの量をお金に換算すると、どのくらいの金額になるのか計算してもらい、これ以上モノを増やさないよう意識してもらえるよう働きかけてみて。「これくらいあれば、旅行に行けるね」などと話して、モノを増やさないよう意識してもらいましょう。具体的な数字にすることで意識も変わるはずです。
手放すべきモノ#上級編「思い出のモノ・家族のモノ」について紹介しました。改めて『何のためにとっておきたいのか?』という視点で、モノと向き合うことが大切です。今よりもっと、よりよい暮らしを送るために、改めてモノと向き合ってみませんか?