ちょっとした工夫で、調理も片付けも楽になる
台所仕事の工程は、
- 食材を冷蔵庫から取り出す。
- 食材を洗う、切る、下味をつける。
- 焼く、炒める、揚げる、煮るなどの調理。
- 盛り付け。
- 後片付け。
こんなにもあります。
調理時間から後片付け作業は、1日の中で時間をかなり取られますよね。
お仕事や、育児、介護など多忙な私たち。
どうしたらもっと楽に台所仕事をこなせるのでしょうか。
今回は、少しでも楽になれるちょっとした7つの工夫をご紹介します。
調理編
1.全ての材料を冷蔵庫から一気に取り出す。
調理のたびに何度も冷蔵庫へ往復していませんか?
それでは時間と労力の負担とともに、冷蔵庫の冷気がもれて電気代もかかってしまいます。
今日の献立を思い浮かべ、必要なものは冷蔵庫から一気に取り出し、調理台へ置きましょう。
2.食材は一気にまとめて切る。
食材は一気にまとめて切り、まな板と包丁作業を一回で終わらせましょう。
切ったものはバットへまとめます。
できるだけまな板を洗わないで済むように、着る順番にも気を配りましょう。
食材を切る順番ですが、以下の順番がおすすめです。
- 色の薄い野菜(白菜、キャベツなど)
- 色の濃い野菜(にんじん、かぼちゃなど)
- ニオイのある野菜(にんにく、ネギなど)
- 肉・魚など
まな板が汚れにくい葉物野菜から始め、色がまな板につきやすい濃い野菜の順番に切っていきましょう。
まな板と包丁洗いを極力少なくします。
除菌作業が必要となる肉・魚などは最後に回します。
3.便利な調理器具を使いまわす。
食材をカットするのに便利な調理器具を使いましょう。
ひとつひとつ包丁で切っていくよりも、とても時短になります。
みじん切りには、ぶんぶんチョッパー。
ハンドルを引っ張ることで簡単にみじん切りが可能です。
スライサーや、千切り器などもあれば、包丁で切るよりも簡単にきれいにカット作業ができます。
わざわざ包丁で切らなくても、ささっとカット作業が楽にできる便利アイテムは、忙しい主婦にとって頼もしい味方です。
4.調理台にはものはあまり置かないようにする。
調理台はできるだけ出しっぱなしにしないようにしましょう。
スペースを確保すれば広く使えて作業がしやすくなります。
そのために、使い終わった調理器具や食器は食洗機へ直接詰め込みながら作業しましょう。
もしくは、使い終わった鍋やフライパンもすぐに洗うとシンク内のスペースも取りません。
調理と同時に片付けを進めると、まとめて後で片付けるよりも心理的負担も軽くなりますよ。
5.調理途中の食材を一時的に置くための空きスペースを確保する。
作業スペースを広く使うために便利なアイテムがあります。
シンクにおける”折り畳み水切りラック”です。
必要な時に広げ、不要な時はくるっと収納することができます。
お皿洗いの水切り以外に、洗った野菜を置いたり、食材がのったお皿を置いたりと一時置きに便利なアイテムです。
後片付け編
6.コンロ周りは使い終わったら毎日拭く習慣を持つ。
調理をするたびに汚れるコンロ周り。
フライパンからの飛び散りなど、汚れがたまると掃除が大変になります。
使い終わったら、毎回拭くことをおすすめします。
毎日拭くことで汚れもたまらず、布で拭くだけでキレイになりますよ。
7.コンロの五徳も毎日洗うか、軽く拭く。
掃除が厄介な場所といえば、コンロの五徳。
こびりついた汚れは、なかなか取りづらい場所です。
しかし、調理が終わった後、お皿などの食器と一緒に五徳も洗う習慣を持てばキレイをキープできます。
台所仕事はちょっとした工夫で楽になる
台所仕事はちょっとした習慣でスムーズに調理や片付けができるようになります。
ポイントは一気に済ませること。
まとめて食材を取り出し、一気にカット作業をする。
作業スペースを広く取るため、一時置きスペースを確保したり、使い終わった調理器具等はすぐに洗うか食洗機へ入れる。
コンロや五徳の汚れはその日のうちに拭く。
そうすると積もり積もった汚れとおさらばできる。
毎日続くごはん作り。
少しでも楽になる方法を試してみると、負担や労力が変わってくると思います。
ぜひ試してみてくださいね。