雨の日だからこそやるべき!整理収納アドバイザーが勧める「5つの家事」とは

家のこと

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2022.05.31

できないことが増える雨の日は、逆にふだん後回しにしがちなことや、おたのしみ的な家事を楽しんでみませんか? 今回は、『時間が貯まる 魔法の家事ノート』の著者、三條凛花さんに、雨の日だからこそ捗る家事について教えてもらいました。

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雨の日だからこそ、できることがある

雨の日が続くと少し憂鬱になる方もいるのではないでしょうか?

晴れの日向きの家事はたくさんあります。たとえば、スーパーへの買い出し、洗濯ものや布団を干すこと、植物の水やりなど。庭のあるおうちだと草抜き、車を使っているおうちだと洗車なども晴れの日向きの家事ですよね。

一方で雨の日は、外でできないことも増えますね。


でもそんな雨の日こそ、ふだん後回しにしがちなことをやるチャンスなのです! 

もうすぐ梅雨がはじまります。この時期の長雨を楽しむ過ごし方としてご提案したいのが「手仕事」。一見丁寧な暮らしのように見えますが、手作りだけを指しているわけではありません。

ここで言う手仕事は、文字のごとく「手」を動かして「仕事(作業)」をすることを指します。

ふだん後回しにしがちな、手を使う小さな雑務をいろいろやっておくことで、晴れの日と雨の日の過ごし方にリズムが出て楽しく快適になります。雨の日

手仕事1 壊れたもの探し

正しい時間からずれてしまった時計、電池が切れたもの、穴があいたりほつれたりした衣類。
雨の日は「壊れたもの」を探して直す日にしてみます。



意外と見落としがちなのが、給湯器などデジタル系の時計。



電池交換も、急がないものであればその都度交換するよりも、雨の日にまとめてやるほうがラクです。壊れたもの探し壊れたもの探し

手仕事2 カーテンの洗濯

カーテンの洗濯

カーテンは、もとあった場所に閉めた状態で吊って干す方がほとんどだと思います。そうすると部屋が暗くなってしまいます。自然光だけではもともと暗い雨の日だからこそ、カーテンの洗濯はおすすめ。ただし、乾きにくくなるため、扇風機やサーキュレーターなどで風を当てます。

手仕事3 ウエス作り

ウエス作り

古い衣類やタオルをカットして作る拭き布「ウエス」。とってもエコだし、あるとなにかと便利だけど、作る時間がなかなか取れない作業ですよね。

作る日を雨の日だけにすることで、作りやすくなるかもしれません。単調な作業の繰り返しが好きでない人は、お気に入りの映画を流しながら手元だけ動かすと充実感があります。

私は粗品としていただく台拭きやタオル類を箱にまとめておいて、雨の日にざくざく切っています。
 

手仕事4 野菜の飾り切りに挑戦

飾り切り

添えるだけでぱっと食卓やお弁当が華やかになる飾り切り。ふだんはそこまで手が出ないという人のほうが多いと思います。雨の日にまとめて飾り切りをし、ゆでて冷凍しておくと、思いついたときにさっと使えて、かわいいお弁当が時短で作れます。

手仕事5 雨だけ刺繍

刺繍

ハンドメイドが好きだけど、仕事で忙しかったり、子どもがいてなかなか進めることができなかったり……。丁寧な暮らしに思えてハードルが高い。

そんな方には、雨の日だけハンドメイドがおすすめです。

私は子どもに特に手がかかっていたとき、「雨だけ刺繍」とルールを決めていました。一気に完成させたり、毎日こつこつやるのではなく、不定期に訪れる「雨の日だけ」と決めることでハードルが不思議なほど下がるのです!

もちろん、できない日があっても大丈夫。あくまでも「雨の日」は思い出すためのキーワード。週1回、月1回といった頻度を決めるよりも、不定期なので飽きたときの再開のハードルも低いです。

ちなみに、私が「刺繍」としているのは、ミシンを出す必要がなく、はじめるのもやめるのも簡単だから。同じ理由で「編みもの」などもいいですね。

雨の日は手を動かす。このキーワードを意識して、たとえば今度の「雨の日曜日」に取り入れてみませんか?

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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