手持ち服を把握すれば、買い物の失敗が減る!
ご自身の手持ち服について、あなたはどの程度把握していますか?
実は、手持ち服を把握していると買いものの失敗が減り、クローゼットがすっきりするのです!
持っている服の数、色、形。自分の好みや似合うもの。
こうした情報がわからないと、意図せず似たようなものをたくさん買ってしまったり、特定の形の服ばかりになったりしがち……。
お金ももったいないですし、クローゼットも同じ服でパンパンに……。
そこでおすすめしたいのが、手持ち服にどんなものがあるのか、視覚的に把握すること! 私はずっとノートを使って管理していました。
ひと目で把握できて便利なのですが、作るのには時間がかかります。また、服の入れ替えタイミングで再度作らなければいけないのも手間。
忙しくてもすぐにできる方法を発見したのでお伝えします。これが「手持ち服メモ」です。
服に付属の「アレ」を使っています。すでに持っている服には使えませんが、これから新しく買う服は、この方法をぜひ試してみてください。
ノートがいらないメモ術のススメ
用意するのはふたつだけ。ペンと「洋服のタグ」です。
服のタグは、買ったら切り取ってすぐに捨てている方が多いのではないでしょうか。
でも、タグには情報がたっぷり詰まっているので、「今」捨ててしまうのはもったいないのです。
ブランドによって情報量はまったく違いますが、たとえばこんなことが書かれています。
- ブランド名
- 商品名
- 値段
- サイズ
- 色
- 商品情報QRコード
- 素材
足りない情報を書こう
このメモ、実は作り方はかんたんです。
タグに書いてある情報はブランドによって異なるため、「足りない情報を埋めるように」メモをするだけ。必須なのは色、カテゴリ(トップス、ボトムスなど)、サイズです。
服のカテゴリ別に丸シールを貼ったり、色をつけて探しやすくするのも一案です。
また、上で紹介した情報のほかに、洗濯時の注意点を書き込むと迷ったとき便利です。さらに、服の簡易的な絵をつけておくとぐっと見やすくなりますよ。
ひと手間かかりますが、「似合う服」や「好みの服」を分析して買いものの失敗を減らしたい人は、シーズン終わりに着てみた感想をメモするのもおすすめ。
たとえば、こんなふうに分析できますよ。
- 「チクチクする」「暑い」→素材が合っていないかも
- 「ウエストがきつい」「丈が短すぎる」→同じブランドで買うときは1サイズ変えてみる
- 「顔色が悪い」→肌の色に合っていないかも
- 「実際より太って見える」「着られてる感じがする」→骨格にあっていないかも
- 「1シーズンで1度も着なかった」→好みじゃない・合わせづらいかも
管理方法はとってもシンプル!
このメモ術、管理方法もとってもシンプルです。
メモを書き込んだタグを、ボトルや箱などに入れておくだけ。私は存在を忘れないように透明なボトル(セリアの「PETシンプルボトル」)に入れています。
替えボタンがついているときは、一緒に管理すると便利ですよ。たいてい透明な小袋に入っているので、袋ごとホチキスでタグに留めるだけです。これでなくさないし、必要になったらすぐに探せます。
衣替えのときには、タグを一度全部出して、スマホで写真を撮ってみましょう。それが「今のすべての持ち服」です。買いもののときに見てみると、同じようなものを買うのを防げます。
なお、「服を捨てたときにタグも一緒に捨てる」をルールにすると、溜まりすぎることもありません。
いかがでしたか? 1枚あたり1分もかからずに作れるので、新しい服を買ったらぜひ試してみてくださいね。