片付け上手な人のお家には特徴があった。“元に戻しやすい収納の仕組み”づくり#整理収納アドバイザー直伝

家のこと

2022.12.01

整理収納アドバイザーのkazukoです。片付けは使ったモノを元に戻す作業の繰り返し。片付け苦手さんは、この『元に戻す』作業が苦手で、使い終わったモノをテーブルや床の上に置きっぱなしにしてしまう傾向があります。『元に戻しやすい収納の仕組み』を作ることができれば、元に戻す作業もラクに行えるようになります。元に戻しやすい収納の仕組みを作るコツをご紹介します。

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使う場所の近くに使うモノを収納する

使う場所から離れた場所に使うモノが収納されていると、戻す作業が面倒で、モノを出しっ放しにしてしまいがち。反対に、使う場所の近くに使うモノを収納すると、元に戻す作業もラクに行えるようになります。

リモコンはテレビの横に定位置を

収納

テレビの横に、リモコンの定位置をもうけることで、リモコンが迷子になるのを防ぎます。目につく場所に定位置をつくることで、元に戻す意識を持ってもらう効果もあります。

プリンター横にコピー用紙をセット

片付けられない

プリンター横にコピー用紙を収納することで、使うときはサッと手に取れますし、プリンターを使い終えて使い残したコピー用紙を引出しに戻す作業もラクに行えます。

掃除道具はキッチンとリビングの間に

片付けられない

リビングの掃除をする際にサッと手に取れるように、掃除道具はキッチンとリビングの中心に位置に、フックで掛ける収納に。目につくので、掃除への意識も付き、気付いたときにサッと取り組めます。

できるだけワンアクションで戻せる仕組みに

モノを取り出して戻す際に、扉を開けたり、蓋を開けたりというように、アクションが多いと面倒で片付けが習慣化されません。モノを取り出して戻す際のアクション数は、できるだけ減らしてワンアクションで戻せる仕組みをつくりましょう。

玄関先で活用するアイテムはマグネットでワンアクション収納

片付けられない

玄関先で活用する印鑑やカッターなどのアイテムはマグネット対応のモノを選ぶかマグネットを貼り付けて、ワンアクション収納にすることで、取り出しやすく戻しやすい仕組みにしています。

キッチンアイテムも冷蔵庫側面に

片付けられない

冷蔵庫側面もマグネットアイテムを活用して、スペースをフル活用しています。マグネットだとワンアクションで、お目当てのキッチンアイテムを手にすることができますし、誰が見ても何がどこにあるか一目瞭然なので、片付けへのハードルが下がります。

収納スペースにゆとりをもたせる

使う場所に使うモノを収納して、できるだけワンアクションでモノを取り出せるように仕組みを整えても、引き出しやケースの中にモノがぎゅうぎゅうに詰め込まれていては、取り出すのも戻すのもストレスです。収納スペースにはゆとりを持たせるように意識しましょう。

リビングの収納はアイテムごとにゆとり収納

片付けられない

リビングの引き出しはアイテムごとにゆとり収納にすることで、引出しの開閉もスムーズに行えますし、お目当てのモノにサッと手が届きます。

見える収納

リビングのラタンバスケットには、カテゴリーごとにリビングで活用するゲーム機器やハンドクリーム、爪切りなどのアイテムを、ゆとり収納に。リビングでくつろいでいるときにも、サッと取り出して戻せるように、モノをぎゅうぎゅうに詰め込まないようにしています。

元に戻しやすい収納の仕組みを作るコツをご紹介しました。収納を味方につけて、モノを元に戻しやすいかという視点で、片付けに取り組まれてくださいね。片付けがラクに行える家で、ゆっくりと年末年始を過ごせるよう、今からできることはじめてみませんか?

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著者

Kazuko

Kazuko

片付けで暮らしをラクにシンプルに おウチを整えて豊かな暮らし 鹿児島で整理収納アドバイザーとして活動中   中学1年、小学5年の男の子、小学2年の女の子のママ  お片付けサポート 487時間 お片付けレッスン 65名様

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