レンジでかんたん!
頭とワタをとってある状態で買えば、耐熱容器に並べて調味料と一緒にチンするだけ。10分でできあがります。
味をなじませると美味しいので4人分の材料にしてありますが、2人で食べ切り量を作りたい方は材料を半分にして作ってくださいね。
材料(4人分)
・いわし……8尾
・しょうが……1かけ
・梅干し……2〜3個
【煮汁】
・酒……大さじ4
・醤油……大さじ4
・みりん……大さじ2
・砂糖……大さじ2
作り方
1 頭付きなら、いわしの頭を落とし、ワタを取る。表面をなでてみて、ウロコが残っていたらとる。
2 耐熱容器にいわしを並べ、梅干しと薄切りにしたしょうがを間に入れる。上から、煮汁材料を合わせてかける。
※保存容器を兼ねたガラスなどの耐熱容器を使うと、そのまま冷蔵庫に入れることができて便利です。
3 ラップをかけ、600Wの電子レンジで7分加熱する。
※できれば身の上下を返し、5分ほど余熱でおく。
梅干しが味の決めて
もしも梅干しがあったら、ぜひ入れてみてください。梅干しが入ると、ほどよい酸味で味が引き締まります。
梅干しで魚の臭み取りができるうえ、保存効果も高まるといいことづくし!
最近、梅干しの消費量が落ちているという記事を読みました。梅のクエン酸は体をアルカリ性にしてくれて健康効果も高いので、活用しないともったいないですよね。
うちでは塩だけで漬けたすっぱい梅干しが好きなのですが、いただきものなどで余りがちな甘くしてある梅干しは、こうして煮物などで使うようにしています。
韓国風でも楽しめます
いわしのクセが気になる・・・という方には、香味野菜をたっぷり加えてピリ辛に仕上げる韓国風の煮物もおすすめ。
梅干しはあってもなくても大丈夫ですが、もしあったら、ぜひこちらにも入れてみてくださいね
材料
・いわし……4〜5尾
・しょうが(細切り)……1かけ
・にんにく(洗みじん切り)……1かけ
・梅干し……2個
・わけぎ……1〜2本(3cm長さに切る)
【煮汁】
・酒……大さじ2
・醤油……大さじ2
・みりん……大さじ1
・砂糖……大さじ1
・コチュジャン……大さじ1
作り方
1 材料すべてを耐熱容器に入れ、ラップをかけて600Wのレンジで5分加熱する。
節分には、いわし!?
関西育ちのわたし、節分にはいわしを食べるもの、と思っていました。が、その風習は関西のみ、という節もあるようです。みなさんのご家庭ではどうですか?
やはり関西の風習である恵方巻もすっかり全国区で定着していますので、今年はぜひいわしも食べてみてくださいね。
いわしの塩焼きやめざしとなると、少し食べづらい……という方も、汁がたっぷりしみてふんわり柔らかい煮魚なら食べやすいのではないかと思います。香味野菜をたっぷり添えたピリ辛の韓国風いわし煮も美味しいですよ。