「気づいたらスマホを長時間見てしまった…」がなくなる!だらだらスマホを止める“3つの方法”

家のこと

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2023.02.21

「ちょっとだけ返信するつもりが、気づくと長時間スマホを見ていた……」という経験はありませんか? 長時間スマホを見たあとに後悔したり、虚無感を覚えた場合は、3つの方法を試してみてはいかがでしょうか? 今回は「時間を貯める」という概念を提唱する『時間が貯まる 魔法の家事ノート』の著者、三條凛花さんに、つい見がちなスマホの上手なやめ方を教えていただきました。

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「ついスマホ」に悩んでいませんか?

ちょっと一息つこうとスマホを開いたつもりが、気づくと長時間見てしまった。
この間保存したレシピを調べようとInstagramを見たら、いろんな投稿に夢中になって気づくとネットサーフィン。
やることが山積みなのに、現実逃避のゲームアプリがなかなかやめられない……!

このように、ちょっとのつもりがついスマホを長く見てしまった……と後悔した経験はありませんか?

私は何度もそれで時間をむだして悔やみました。とくに「検索するつもりだったのに」「LINEを1つ返したかっただけなのに」ということが多かったです。
こうした失敗談から生まれた「スマホをやめる工夫」があります。

望まずにだらだらとスマホを見続けてしまうときに役立つ3つの方法を紹介します。アプリを活用した特定の環境の方におすすめの方法から、どなたでも手軽にはじめられるものまでさまざまです。

方法1:スマホをやめると魚が育つ! アプリ「スマやめ」でスマホを使わない時間を「楽しむ」

これは専用のアプリをダウンロードする方法です。いくつか種類がありますが、私が使っているのは「スマやめ」というアプリです。

スマやめ

アプリをダウンロードしたら、スマホを使わない時間を設定し、その間使わないようにします。



設定時間のあとにスマやめを開くと経験値が溜まり、魚が成長したり、次の魚を購入するためのお金をもらえたりします。

スマやめスマやめ

やめることに楽しい目的ができるため、続けやすい方法です。
 

方法2:必要な道具はなし。今すぐはじめられる、シンプルで最強の方法

次に紹介するのは、道具いらずの一番かんたんな方法です。

長年に渡る「だらだらスマホタイム」を経てわかったことがあります。それは、スマホをやめられないときは、次にやることが決まっていないということです。

あるいは、やることはきまっているけれど「ハードルが高いこと」や「きらいなこと」で、やる気が出ないというケース。
だから、「ものすごくかんたんなこと」を次の行動として決めます。私のおすすめは2つ。

  おすすめ行動の1つめは「スマホを充電しよう!」と決めること。

シンプルな方法

おすすめ行動の2つめは「とりあえず立つ」と決めることです。

シンプルな方法

「こんなことで……?」と思われるかもしれませんが、シンプルだからこそ効果は抜群です!
実際に試した方からも「半信半疑だったけど、そのまま動けるようになった!」と感想をいただきました。騙されたと思って、ぜひ試してみてくださいね。

方法3:YouTubeプレミアム×iOS15以降のiPhoneをお持ちなら、「ながらYouTube」が魔法のツールになる!

ながらYoutube

これはiOS15以降のiPhoneをお持ちで、YouTubeプレミアムに登録している方向けの方法です。
LINEやメールを返信したいとき、短い休憩をしたいとき、調べものをしたいときなどに有効です。

iPhoneにある「ピクチャ・イン・ピクチャ」という機能を使い、他のアプリを使用しながら小窓で動画の再生を続けられます。

■やり方

・YouTubeで「タイマー」を検索する
・好きな時間のタイマー動画を選び、LINEなど使いたいアプリを開く
・タイマーが時間になったらやめる

ながらYoutube

タイマーはいろいろなものがあります。使いたいものに合わせて選んでくださいね。

この方法は、YouTubeを「タイマー代わりに」使うのがポイントです。こうすることで画面を2つに分けて表示することができ、時間の経過を“見える化”できます。

参考:YouTubeヘルプ「モバイル デバイスでピクチャー イン ピクチャーを使用する

「スマホを使わない間」に調べたいことができたら?

経験上、スマホ使用にだらだらと時間を取られてしまうのには3つのパターンがあります。

  1. 返信系(返信しようと思って、そのまま違うことをしてしまう)
  2. 娯楽系(ゲームや動画を見始めて、やめられない)
  3. 検索系(知りたいことができて検索しようとして、違うことに気が取られてしまう)

「返信系」「娯楽系」は一度断ち切ってしまえば大丈夫です。

問題は「検索系」。スマホを置いて作業をしているときに、ふと「これを調べたい!」と思いついたときがだらだらにつながる危険ゾーン。

今すぐ調べないと困ること以外に関しては、ぐっとこらえるのが大切です。


後で検索できるようにメモを取ったら、目の前の作業に集中します。「あとで調べる」ための専用ノートを用意するのもいいですね。検索はあとでまとめて。

スマホは便利なアイテムで、たくさんのことができます。でも、意識して使わないと「時間がないのに時間を浪費」したり、「望まぬだらだら時間」を過ごしてしまったりする可能性があります。

終わったあとに後悔や虚無感があった場合は、この3つの方法をぜひ試してみてくださいね。

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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