思春期では遅すぎる…!?小学生になる前からおうちで「性教育」を始めるべき理由とは

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2023.02.25

はじめまして! 「親子で楽しむ性教育」hugME主催のやすこです。 なんとなく手を出しにくい”性教育”。堅苦しく考えずに、まずは性教育というものを知ることから始めませんか?身近に感じていただけるよう、肩肘張らずにお伝えしていけたらと思います。

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子どもの性教育、いつから始める?

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突然ですが、みなさん!
性教育って何歳からスタートすべきだと思いますか?

男の子なら精通が始まるくらいの年齢?
女の子なら生理が始まるくらいの年齢?
それとも…男女交際が盛んになってくる年齢になったら?

考え方は人それぞれあるとは思うのですが、わたしが声を大にして言いたいのは、精通が始まるくらいの年齢、生理が始まるくらいの年齢、男女交際が盛んになってくる年齢では遅い!!ということ。

そう、タイトルにもあるように性教育は幼児期(就学前)から始めるべきなんです。

性の話をタブー視しないで!

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日本では「寝た子を起こすな」という考えが蔓延しているためか、子どもへの性の話はタブー視されています。でも、本当に”寝た子”なんでしょうか?

わたしは現在2人の男の子を育てているのですが、長男が2歳のときの話です。2歳と言えばようやく微妙な会話(笑)が成り立ってくる頃。まだまだ言葉がままならない息子でしたが、お風呂タイムには自分とわたしの体を見比べて

「ママ、おちんちんないね〜」とか、自分のまっ平らなおっぱいを触りながら「ママ、おっぱいあるね〜」とか、体の違いを正確に指摘していました(教えてないのに)。

つまり、「寝た子」っていうのは大人が勝手に思い込んでいるだけで、あなたの子どもたちはもうとっくに起きていますよ?っていう話です。それどころか子どもたちは性に関心があると言っても過言ではありません。だって2歳の子どもですらしっかりと体の違いを認識しているんですから。

自分の体を知る、そして守る性教育

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幼児期に性教育を始める理由はもう1つあります。

法務省の「犯罪白書(令和3年版)」によると、13歳未満の子どもに対する性犯罪の認知件数は884件となっていて、そのうち強制性交等が176件となっていました。

この数字はあくまで認知された件数であり、被害者が報告しなかったために警察が見つけられなかった件数は含まれていません。性犯罪はさまざまある犯罪の中でも人に言いづらい類のもので、また、被害にあっていることが認識できない子どもが巻き込まれている事件も存在していることを考えると……884件では済まないことが容易に想像できるのではないでしょうか。

もちろん、性犯罪に巻き込まれないための教育が最重要。それプラス、体を触られそうになった場合に子どもが相手にしっかり「NO」を言えるように教えておくことが必要だと思うんです。だから性教育は幼児期から始めるべき!

性教育は子どもたちが自分自身の体を知るための教育であり、子どもたちが自分の体を守るための教育です。なにもセックスの話だけじゃありません。子どもたちのためにもっと性教育に目を向けてみませんか?

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著者

hugME やすこ

hugME やすこ

hugME -親子でたのしむ性教育- わたしもあなたも。 まるごと愛せるこどもを育む。 hugME主催のふたりのワーママ、ふたりの女の子のママ【みほ】と、ふたりの男の子のママ【やすこ】が、 我が子に性教育を実践しながら、性教育について綴ります。 どうぞよろしくお願い致します。

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