「みんな毎月いくら使ってるの?」40代世帯の“平均支出額”をチェック!あなたのおうちは平均より下?

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2023.03.12

40代世帯は、食費や住居費、光熱費など、毎月どのくらいお金を使っているのでしょうか。今回は、最新の家計調査から、40代世帯の毎月の平均出費をご紹介します。自分たちの家計と比較して、無駄使いをしていないかチェックしてみましょう。

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もくじ

40代世帯の毎月の出費
これから出費は増える?減る?
節約するために今すぐできること
1.家計の収支を確認する
2.出費が多い費目で節約できないか検討する
まとめ

40代世帯の毎月の出費

世帯主の年齢が40~49歳の世帯において、毎月どんな費目にいくらくらいお金を使っているのか、2022年の家計調査(*1)を見ていきます。

円グラフ

食費     :74,948円
住居     :20,021円
光熱・水道  :21,687円
家具・家事用品:11,279円
被服及び履物 :11,155円
保健医療   :11,119円
交通・通信  :44,805円
教育     :19,915円
教養娯楽   :29,008円
その他    :47,381円

40代世帯の合計の消費支出の平均は、月29万1318円でした。また、お小遣い(使途不明分)や交際費は、「その他」の費目に含まれています。

(*1)「家計調査」は、統計理論に基づき選定された全国約9千世帯を対象として、家計の収入・支出、貯蓄・負債などを調査したもの。

これから出費は増える?減る?

次に、50代、60代と年齢を重ねるについて、家計の出費は増えていくのか、減っていくのか確認していきます。同じ家計調査によると、世帯主の年齢階級別の毎月の消費支出は、以下の通りとなっています。

<世帯主の年齢階級別消費支出>

世帯主の年齢階級別消費支出

毎月の消費支出は50代がピークとなっており、その後年齢が増えるとともに減っていく傾向が見られます。

50代は一般的に最も収入が高くなる世代なので、連動して支出も増えていると考えられます。また子どもがいる世帯は、大学の学費や一人暮らしの費用など、子どもにかかるお金のピークが50代くらいにくると言われています。仕事を退職した60歳代以降は、年金や今までの貯金を切り崩して生活する方が多いため、50代などの現役時代に比べると過度な支出を抑えていることが分かります。

節約するために今すぐできること

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では少しでも節約をして、家計の出費を減らしたいと考えている家庭は、どうしたら良いのでしょうか。今すぐ実践できるポイントを2つご紹介します。

1.家計の収支を確認する

まずは、自分の家計において、毎月どの費目にいくら使っているかしっかりと把握することが大切です。とりあえず1ヶ月でいいので、正確な家計簿をつけてみましょう。

最近では、スマートフォンの家計簿アプリを使うと、簡単に家計簿を作成することができます。手書きで家計簿をつける時間がない人にはおすすめです。電子マネーやクレジットカードなど、家族がそれぞれ様々な決済方法を使ってお金を使っている場合は、把握もれがないように注意しましょう。

2.出費が多い費目で節約できないか検討する

正確な家計簿と、先ほどご紹介した40代の平均消費支出と比較して、みなさんの家計の出費は多いでしょうか、少ないでしょうか。どこの費目が平均を超えてしまっているのか確認し、節約することができないか検討してみましょう。

例えば、食費が多い人は、外食やカフェ、そしてコンビニの使用頻度を見直してみましょう。また、交通・通信費が多い場合は、格安SIMスマートフォンへの変更を検討したり、家のwifi契約を見直すと、固定費を大幅に下げることができる可能性があります。できるところから、ぜひ節約を実践してみてくださいね。

まとめ

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現在日本では物価が上がる傾向続いています。「家計が苦しい」「なんとなく毎月赤字な気がする」と感じている方は、まず現状の収支を正確に把握することが大切です。今回ご紹介した内容を参考にしながら、ぜひ自分たちの毎月のお金の使い方を見直してみましょう。

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著者

下中英恵

下中英恵

東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています。

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