「ホットミルクの白い膜が苦手…」な人必見。“ホットミルクに膜が張らない”裏ワザとは

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 「ホットミルクの白い膜が苦手…」な人必見。“ホットミルクに膜が張らない”裏ワザとは

2023.03.08

ちょっと肌寒い朝に、一息つきたいときに、寝つきの悪い夜などに飲みたくなるホットミルク。飲むとなんだかホッとして、心までほぐれる感じがします。しかしミルクは性質上、温めるとどうしても表面に膜が張ってしまいますよね。「この膜が苦手」という方も多いと思います。この邪魔な膜がなければもっとおいしく飲めるのに……。そこで今回は、ミルクを温めても膜ができない方法がないか調べてみました。

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もくじ

ホットミルクの膜をなんとかしたい!
膜を張らせない方法
他の甘味料でも試してみました
その1.はちみつ
その2.てんさい糖
その3.オリゴ糖

ホットミルクの膜をなんとかしたい!

日本乳業協会によると、牛乳を温めたあとにできる膜はラムスデン現象といわれるもので、牛乳の表面の水分が蒸発してたんぱく質などの成分が固まったものなんだそう。
この膜には栄養成分がたくさん含まれているそうですが、口当たりが悪いので食べたいと思えなかったり、何度すくっても表面にできてしまうので厄介ですよね……。
そこで、SNSで見つけた表面に膜を張らせない裏ワザを試してみたいと思います。

参考:日本乳業協会「乳と乳製品のQ&A」

膜を張らせない方法

ミルクをそのままレンジで温めてしまうと、表面に膜が張ってしまいます。

ホットミルク画像

しかし、砂糖をスプーン一杯分加えてよく混ぜてから、レンジで温めてみると……。

ホットミルク画像

なんと、膜が張りません!

ホットミルク画像

砂糖を加えてから温めるだけで、表面に膜が張りませんでした!
温めた後ではなく、温める前に砂糖を入れるように変えただけで膜ができなくなるなんて驚きです!

日本乳業協会のサイトによると、牛乳はよくかき回しながら温めると膜ができにくいようです。また電子レンジなどで沸騰しない程度に温める方法も有効なようですよ。

試しに、温めるときに設定温度を沸騰するほど上げてみたところ、少しだけ膜が張ってしまいました。しかし55度に設定してみたところ、ちょうどアツアツで膜のないおいしいホットミルクを飲むことができたので、設定温度を高くしすぎない注意は必要のようです。電子レンジの「あたため」ボタンで高温になりすぎる場合には、様子を見て時間調整してみてくださいね。

他の甘味料でも試してみました

その1.はちみつ

加熱の前のミルクに、はちみつを入れてみました。
こちらもスプーン1杯のはちみつを加えてよく混ぜてからレンジで温めたところ、膜ができませんでした!

ホットミルク画像

その2.てんさい糖

加熱前にてんさい糖を加えました。
スプーン1杯のてんさい糖をミルクに加えてよく混ぜたあと、レンジで温めてみます。
やはり膜はできませんでした!

ホットミルク画像

その3.オリゴ糖

最後に、オリゴ糖でも試してみました。
こちらもスプーン一杯のオリゴ糖をしっかり混ぜてから加熱。
膜はできません!

ホットミルク画像

検証してみたところ、大きめのコップに入れた牛乳にティースプーン一杯分の糖分でも膜はできませんでした。これぐらいの加糖だとほんのり優しい甘さだったので、甘いのはそこまで得意じゃないという方にもおすすめです。
これまで筆者は温めた後のミルクに糖分を加えて飲んでいましたが、温める前に入れるように変えただけで膜が張らないとは、目からうろこでした!
手間を変えずに順番を変えるだけで、膜のないホットミルクを飲めるのはうれしいですよね。
これからはホットミルクを飲む際には、温める前に砂糖などを入れてみてくださいね。

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著者

鈴木杏

鈴木杏

研究機関の秘書を経て、現在は子育てしながらライターをしています。夫の影響でアウトドア好きになり、今ではキャンプ歴も20年に!キャンプに関する情報や生活に役立つ情報をお届けしていきます。

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