気づかないうちにお金が引き落とされてるかも…。春こそ見直したい「見落としがちな4つの支出」とは

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2023.04.27

新年度も始まり少しずつ落ち着いてきた頃ではないでしょうか。新年度は必要になるものも多く、お金もかかる時期ですよね。新しく必要な支出も出そろってきた今だからこそ、ついでに支出を見直しませんか?

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もくじ

春こそ見直したい支出
春に見直しておきたい支出1 サブスクリプション
春に見直しておきたい支出2 習い事や塾の費用
春に見直しておきたい支出3 通信費
春に見直しておきたい支出4 定例にしているおつきあいの習慣
新年度を気持ちよく過ごすために

春こそ見直したい支出

春の支出出典:www.photo-ac.com

新年度が始まりバタバタした雰囲気も少しずつ落ち着いてきた今だからこそ、少し丁寧に家計に向き合ってみませんか?

ここでは春こそ見直したいちょっとした支出についてまとめて紹介しています。

年度初めの今のうちに、少しだけ時間を作って家計を見直しておくと、1年間安心して過ごすことができますので、よかったら確認してみてくださいね。

春に見直しておきたい支出1 サブスクリプション

サブスク出典:stock.adobe.com

最近は、音楽や動画の配信サービスやゲーム・アプリなどのサブスクリプションに、ひとつのみならず複数加入している人が多く見られるようになりました。

ひとつひとつの単価が安いので、支払いがあっても気にしていない人も多いと思いますが、このようなサブスクリプションは“チリツモ”支出になりやすいもの。

複数のサブスクリプションに加入していると、自分が加入していることを忘れて、知らないうちに更新の時期が来ていて自動引き落としされていることもよくあります。

本当に必要なサブスクリプションまで解約する必要はありませんが、あまり使っていないのに加入していることを忘れて、知らないうちに引き落とされているとしたらもったいないですよね。

このような「使っていないサブスクリプション」は年度初めの今こそぜひ積極的に解約しておきましょう。

「自分が何のサブスクリプションに加入しているか分からない」というのが一番心配なので、一度加入しているサブスクリプションを確認しておくだけでも、参考になりますよ。

春に見直しておきたい支出2 習い事や塾の費用

習い事や塾の費用出典:stock.adobe.com

すでに申し込みを済ませた習い事や塾の費用は、新年度が始まったばかりの今から削ることは難しいですよね。今から始まる習い事や塾の費用を見直して解約する必要は全くありませんが、習い事や塾にこれから1年間のうちにかかる費用はざっと洗い出しておくことをおすすめします。

例えば、塾ならば季節講習にかかる費用についてあらかじめ調べておき、必要になるお金の貯め方を考えておくというのも立派な家計管理です。あまりに高額だと感じる時は、夏期講習は受講するけれど、冬期講習は控えめにしようなどの差し引きも必要になるかもしれません。

急に計画すると慌ててしまいますが、このような支出をあらかじめ計画しておくと、習い事や塾の費用を直接節約することができなくても、「他の支出を減らそう」といった節約行動につなげることができますよ。

春に見直しておきたい支出3 通信費

通信費出典:stock.adobe.com

当たり前のように支払っている通信費についても、新年度が始まった今のうちに1度は見直しておきたいもの。

「Wi-Fiだけでも充分なことが分かった」「複数の通信機器は思っていたより必要なさそうだ」など、新年度の生活が実際に始まった今だからこそ分かることもあるでしょう。

見直しができそうな通信費があれば、ぜひ今のうちに解約したり見直したりしておきましょう。

新年度の生活に合わせた通信費をチョイスしておくと、必要のない通信費を支払う必要がなくなりますので、年間の通信費も抑えることができます。

また、ついでに買い替えなければいけない通信機器についての計画についても考えておきましょう。新作が出たからと新しい通信機器に飛びつくのではなく、必要な時期に必要な通信機器だけを購入するように計画しておくと、こちらも「今年はこれを買い替えないといけないから他の支出を節約しよう」などの行動に結びつけることができますよ。

春に見直しておきたい支出4 定例にしているおつきあいの習慣

お付き合い出典:stock.adobe.com

新年度は新しい出会いが増えることから、新しいおつきあいなども活発になりやすい時期です。

新しいおつきあいを始めることは楽しいものでもありますが、これまでのおつきあいとのバランスを考えることも大切になります。

毎月1度食事をしている友人が2倍3倍になれば、その分支出も2倍3倍になってしまうということです。

もちろん楽しい時間も2倍3倍になるということですので、すべての支出が無駄というわけではありません。

しかし、「おつきあいが多すぎて少し疲れてしまった」などの気持ちがあるならば、ここは新年度のうちにしっかり見直しておきたいものです。

「なんでもかんでも参加する」のではなく、今後も続けたいおつきあいだけを大切にすると、人間関係の疲れも最小限で済ませることができますよ。

新年度を気持ちよく過ごすために

新年度出典:stock.adobe.com

新年度が始まったばかりの今だからこそ、これからかかる支出について見通しをつけておくと1年間安心して過ごすことができます。

貯蓄が苦手な多くの人は「いつの間にか収入以上の支出になってしまっている」ことに悩んでいるものです。

見直す支出が1つも見当たらなかった人は、かかる支出以上の収入を得られるように「1年間仕事を頑張ろう」と計画を立てることも立派な家計管理の一つですよ。

今年度も家族が1年間、安心してすごせるような家計管理をぜひ行ってくださいね。

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著者

あき

あき

東京都在住。夫、子供3人の5人家族。家計簿&家計管理アドバイザー。 節約主婦として日本テレビ「ヒルナンデス」、NHK「人生レシピ」フジテレビ「バイキング」などに出演。著書に「あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」他。 もともとは超がつくほどの現金主義だが、最近はほぼ全額キャッシュレス決済。ポイ活や家計簿アプリにも詳しい。

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