教えてくれたのは……おそうじダイアリーさん
関東エリアを中心に、洗濯機分解清掃を行っている掃除のプロ。年間約600台近くの洗濯機をきれいに清掃している。YouTubeチャンネルの「おそうじダイアリー」では、家庭でできるかんたんな掃除方法を発信中。
重曹パウダーで落としにくい油やコゲつきを浮かせる!
鍋のふたは形状が段々となっているものもありますね。平面の部分はスポンジでなでると汚れが落ちますが、入り組んだ部分にはスポンジが入りません。こんなときに試していただきたいのが、重曹パウダー。重曹パウダーは全体の油汚れやコゲつきを浮かせます。
※アルミや銅、真ちゅう、漆器などの塗装があるものは変色や傷がつく恐れがあるので重曹が使用できませんので、掃除前に一度ご確認ください。
鍋のふたのコゲつきや油を落とす掃除術
用意するモノ:鍋のふた(金属類)、鍋(鍋のふたが入る大きさのモノ)、重曹、柔らかいスポンジ、食器用洗剤、ゴム手袋
注意事項
今回ご紹介をする掃除方法は、金属類の鍋のふたで試していただける内容ですのでご注意ください。
手順1.鍋に水と重曹を入れる
鍋に水と重曹を入れます。重曹の量は、水100ml対して重曹が大さじ1杯です。目安の量なので、ご自身のご判断で増減してください。
手順2.火にかけて放置する
重曹液(水と重曹パウダー)に鍋のふたをつけて、煮ます。重曹液が入った鍋を火にかけ、沸騰させます。沸騰をしたら弱火にし、約10分ほどグツグツと煮て、そのあと冷めるまで放置します。できれば、放置時間は一晩ほどおいてください。
熱で重曹は自然と溶けます。基本的にはステンレス鍋を使って、鍋のふたを煮てください。
注意事項
鍋のふたを煮る際は、ふきこぼれがしないように注意をして行ってください。
手順3.食器用洗剤とスポンジで洗う
重曹液につけて浮いたコゲや油汚れを、食器用洗剤と柔らかいスポンジで洗います。汚れが浮いていているので、落としやすくなっています。
※重曹水の吹き残しがあると白いあとが残ることがあります。十分にすすぎ、拭き取ってください。
コゲつきの状況によっては、落ちない場合もあります。汚れがひどい場合は硬めのスポンジやステンレススポンジ、金属のヘラで削るのもおすすめです。
ネバついたようについたコゲつきは、金属のヘラで削り落とす方が早い場合もあります。
注意点
金属のヘラを使うことで表面に傷がつくことも考えられますので使い方はご注意ください。
重曹パウダーですっきり!
掃除前は油汚れやコゲつきがついて、スポンジや食器用洗剤だけでは汚れが落とせません。
掃除後は、汚れはおおまかに落とせて、すっきりとしました。まだ残っている部分もありますが、おおまかな汚れを落とすことができて、重曹パウダーの効果を実感しています。
鍋のふたについた油汚れやコゲ。スポンジや食器用洗剤だけで汚れが落とせないときは、重曹パウダーでつけ置きをしてみてはいかがでしょうか。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。
▼掃除の詳しい内容は動画で確認できます。