普通の目玉焼きに戻れなくなる。もう焼いてそのまま食べない「目玉焼きのユッケ丼」のつくりかた

教えてくれたのは……岩野上幸生（いわのうえこうせい）さん

東京で飲食店を複数手がける人気料理人。YouTubeチャンネルの「飲食店独立学校 /こうせい校長」では、さまざまな料理のテクニック、役立つ情報を発信。著書に『プロのコツでいつものごはんが100倍おいしくなるレシピ』（KADOKAWA）。

今回紹介する「目玉焼きのユッケ丼」は、目玉焼きを特製ユッケだれにつけて、ご飯にのせるというレシピ。
白身はカリカリ香ばしく、卵黄はとろとろ濃厚。そして、甘辛いユッケだれに黒こしょうがピリリとアクセントになって、最高においしいですよ！

卵……好きなだけ
白ごはん……好きなだけ
黒こしょう……適量
サラダ油……5g

〜ユッケだれ〜
みりん……60g
砂糖……60g
濃口醤油……140g
たまり醤油……50g
ごま油……50g
おろしにんにく……25g

にんにくは皮をむき、縦半分に切ってから、芽を取り除きます。

鍋にみりんと砂糖を入れて火にかけ、砂糖を溶かし、みりんのアルコールも飛ばします。

みりんをボウルに移し、濃い口醬油、たまり醤油、ごま油を入れ、1のにんにくをすりおろして加えます。

ユッケだれは別の容器に移しておきます。

フライパンに油をひいて中火に掛けます。卵をいったんボウルに割り入れてから、フライパンにそっと移します。

蓋をせずに、白身の縁の部分がこんがりきつね色になるまで焼きます。

いったん火を消して、水少々を加えます。このとき、蓋で油の飛び跳ねを防ぐと安全です。
フライパンを弱火に掛けて蓋をし、黄身がお好みの固さになるまで、蒸し焼きにします。

白身の縁はこんがり、黄身はプルプルに焼きあがりました。

目玉焼きをユッケだれに入れれば、漬け目玉焼きのできあがり！

すぐに食べてもおいしいですが、1時間ほど漬けてから食べると、より味がしみ込んで、違った味わいが楽しめます。

お茶碗にご飯を盛り、目玉焼きをのせてたれ適量をかけ、黒こしょうをふれば、「目玉焼きのユッケ丼」の完成です！　

この目玉焼きのユッケ丼、びっくりするほどおいしいので、ぜひ作っていただきたいです！