2023年もそろそろ半分…
「もう6月」「まだ6月」人それぞれ感じ方には違いがありますが、「もう」の人はちょっとした焦りがある人、または前半に生活の変化があって目まぐるしく過ごした人かもしれません。「まだ」の方は次々に目標をクリアしが自信ががある人、もしくは嫌なことがあって早く1年が過ぎ去って欲しい…と、少し気持ちが沈んでいる人かもしれません。
手帳の選び方
以前の記事でもお伝えしたように、ライフスタイルによって「使いやすい手帳」はそれそれ異なります。
写真のようなマンスリータイプは、月ごとのシフト勤務の人、アポイントが少な目の人などに向いています。加えて、ご家族または自身が単身赴任中だったり出張が多い人にもぴったりです。また1日のスペースが小さく空白が続いてしまうことも少ないため、1番人気のフォーマットです。
手帳で何ができるのかな?
SNSで「夢を叶える手帳」という言葉を見かけたことはありませんか?また雑貨店や書店でそのようなタイトルの手帳が実際に販売されていますよね。おそらくただ単に「その手帳に願いごとを書くだけで魔法のように願いが叶う」手帳は無いと思うのですが…「心がけ」が続いたり「時間の過ごし方」について考えが変わるなどの何らかの変化が起こる可能性はあると、私は思っています。
100円シールで「私の手帳」に。
こちらは2冊とも100円ショップで見つけた手帳です。グレーの表紙に貼られている女のコやお花のシールももちろん100円。意気込みが途絶えてしまった2023年のあなたの手帳でも、今もカレンダーやノートの売場に息をひそめて?並んでいる新しい手帳でもOKです。まずは「自分らしさ」を手帳に息づかせましょう。
1ヵ月と向き合うための「おまじない」
次はページを開いて手帳の中身であるマンスリーフォーマットに100円ショップで見つけたシールでオリジナルなデコを施してみましょう。
まずデコで気を付けて欲しいのは「見開き2ページで色味、トーンを揃える」「盛り過ぎない」ことです。今回の6月のページでは「くすみピンク」を中心にお花や丸シールを揃えました。
リース型のシールで月の数字や誰かのお誕生を囲ってみたり、ポツポツとリズミカルに丸シールを散りばめてみたり…色味の合うお花のシールを重ねてみたり…「もうちょっとやってみたいな」と思うところでストップすると、文字が入ったときにゴチャゴチャしない程度に収まります。どうでしょう?これくらいならできそうでしょ?
手帳を使って暮らしを見直し
日常でふとした瞬間に現れる言い知れぬモヤッとした不安や、何かに追われているような漠然とした焦りは、時間を客観的に見直すことで、和らぎます。「特に手帳やスマホに記録しなくても大丈夫。」と思っている、あなたにとっての「当たり前なことたち」は、実は当たり前なんかではなくて、家族のために職場の仲間のためにエネルギーを費やしているあなたの頑張りの証なんです。
ルーティーンを書いてみる
アイボリーの表紙の100円手帳を開いてみました。この見開き2週間のバーチカルタイプに「さほど忙しくはないはずなのに、マンスリーには書ききれない。でも予定をパッと見てわかりやすくしたいのでウィークリーでは心もとない。ダイエットのためにウォーキングをしたいけど、その時間も見つからない。」というお悩みを持った方の日々の予定を聞き取って、落とし込んだものをご紹介します。
好きな色でトーンを揃えて
このタイプは1日の時間軸が縦に取ってあるため、最近100円ショップでも見かけるようになったマイルドライナーで縦に仕事や習い事、子どもたちの予定などを色分けしてマーキングします。今回は上のデコと同じようにさまざまなピンクを集めました。見開きで2週間分なので、ページごとに色味を変えても楽しいですね。
え?私、やるじゃない!?
「いつも同じだから書かなくても大丈夫」そう思っていた仕事や子どもたちのルーティンを実際にマーカーで書いてみると、意外と「私、頑張ってるじゃない!」と自分のスケジュールにふむふむと満足することも…。
空き時間を探せ!
いつものルーティーンを「自分の日々を全て手帳に落とし込む」ことで、空き時間が意外と存在することに気づきます。これも100円ショップで見つけたカラフルな柄のふせんを空き時間と思われる箇所に貼り付けて、ダイエットのためのウォーキングの時間をピックアップしてみます。
季節によっては早朝がよかったり、日焼けが心配なのでこれからの季節は夜がいいのかもしれませんが、景色が見えないとウォーキングはなかなか続かないので、ひとまずお昼間とまだ明るい時間にふせんを貼りました。余白にはスケジュールの注意事項や持ち物などのタスクを記入して、ふせんを貼った後の余白に小さなシールを少し貼りました。
魔法じゃなくて「約束」
最初にお話しした「夢がかなう手帳」とは、魔法ではなく「日々の暮らしを見える化する」ことで、毎日をより有意義に過ごそう!という気付きを与えてくれることだと思っています。
「いつものこと」「当たり前の事」も全て手帳に書きだして、日々の忙しさを改めて実感しましょう。いつも頭の中でボヤッと覚えていることも手帳に書いて手放し、時間管理を任せてしまうととても楽です。
言い知れぬモヤッや追われているような焦りからは、頭の中でず~っとゆるく覚えている事柄を手帳に手放すことで解放されます。
手帳の余白に新しいチャレンジを書き込み、そして叶えることを、残りの2023年のテーマにしてもいいかもしれません。まずは100円からスタートしてみましょう!