5つの見直しで汗臭ストレスとさようなら!
「洗ったばかりの衣類から汗のニオイが取れない」
「汗をかくと服が臭い」
汗をかく季節はニオイの悩みが増え、「夏場に臭うのは仕方がない」と諦めている方もいらっしゃるかもしれません。
実はこの汗のニオイ、毎日のお洗濯をちょっと工夫するだけで、劇的に減らすことができるんです!!
服が汗で臭う原因は、衣類についた汚れ(ニオイ)を、洗濯でしっかりと落とし切れていないことが原因です。
衣類に汗や皮脂の汚れが残っていると、それをエサにして雑菌が繁殖し、嫌なニオイを発生させます。
大切なのは、雑菌を繁殖させないこと。
汗で湿ったまま衣類には雑菌が繁殖しやすいと意識し、次の5つを見直してみましょう!
汗で濡れた衣類の仕分け
ニオイは目に見えない菌なので、他の洗濯物と混ぜてしまうと、ニオイが移ってしまいます。
汗で濡れた衣類はすぐに洗うのが一番ですが、すぐに洗えない場合は他の洗濯物と分け、乾かすようにしましょう。
旅行先・お出かけ先で汗で濡れた衣類を持ち帰る際、濡れたままビニール袋で保管するのはNG!!家に帰るころには、衣類が雑菌の温床に…。
濡れた衣類は雑菌が繁殖しやすいと覚え、なるべく乾かすように意識しましょう。
洗濯物の量は8割まで
洗濯物を詰め込んでしまうと、衣類をしっかり洗うことができません。
一度で洗い切りたい気持ちも分かりますが、洗っても洗っても臭い状態が続いていては洗濯の意味がありませんよね。
洗濯物の量が多い時は洗濯を二回に分けたり、衣類が洗浄液に浸かっていないときは、水量を高水位に変更したりしましょう。
すすぎの回数は2回以上
ニオイ対策においては、衣類から汚れをすすぐ工程がとても重要です。
雑巾をバケツの中で洗うとき、皆さんなら何度水替えをしますか?
それと同じ原理で、1度すすいだだけでは、すすぎ切れなかった汚れが衣類に蓄積され、ニオイの原因となってしまいます。
すぐに干し、早く乾かす
よく洗い、よくすすいでも、洗濯物の雑菌を完全にゼロにすることはできません。
衣類に残った雑菌を増やさないためにも、洗濯が終わった後はすぐに洗濯機から出し、早く乾かすようにしましょう。
洗濯槽掃除でカビ撃退
洗濯槽の裏側は、湿気が多く、皮脂汚れ・石けんカスなどが溜まり、カビの温床となりやすい場所です。
どんなにいい洗剤を使っていても、カビだらけの洗濯槽でお洗濯をしていては意味がありませんよね。
汗のニオイと思っていたものが、洗濯槽の雑菌のニオイである可能性もあるので、洗濯槽は1~2ヶ月に1度、定期的にお掃除をしましょう!
汗のニオイを落とす「温水洗い」-裏技もご紹介!-
40℃以上のお湯を使って洗濯をすると、洗剤の働きが良くなり、衣類に染み込んだ皮脂も、溶け出しやすくなります。
アルカリ性、弱アルカリ性の洗剤のほうが洗浄力が高く、ニオイを落とす効果も高いため、ニオイが気になる衣類のお洗濯にはおすすめです。
■温水洗い機能がなくても、温水洗いができる裏技!
温水洗い機能がついていなくても、お風呂のお湯取りができる洗濯機なら、温水洗いが簡単にできます。
まず、お風呂の浴槽に、洗いに必要な量のお湯を溜めます。
それを、お湯取りホースで吸うだけ!
浴槽に残ったお湯はお風呂のお掃除にも使えます♪
(面倒な方は、蛇口の下にバケツを置き、お湯を溜めながら給水してもOKです!)
※お風呂の残り湯には、皮脂などの汚れや雑菌が含まれるため、洗濯には使用しないでください!
染みついたニオイ・黄ばみを落とす「つけ置き洗い」
繊維の奥深くに入り込んでしまった汚れは、洗濯機だけでは落としきれないため、お湯でのつけ置き洗いがおすすめです。
去年の服を出したら、首元や脇の部分が黄ばんでいた!という時にもつけ置き洗いが◎
衣類の黄ばみは、衣類に残った汗や皮脂汚れが、時間の経過とともに酸化したものなので、タンパク質を分解する酵素が入ったアルカリ性洗剤でつけ置き洗いしましょう。
つけ置き洗いの手順
- 40~45℃ほどのお湯に、アルカリ性粉洗剤を溶かします。(使用量は洗剤により異なりますので、パッケージをご覧ください)
- 衣類がしっかりと洗浄液に浸かるよう入れ、30分~2時間ほどつけ置き洗いします。
- 洗浄液ごと洗濯機に入れ、他の衣類と一緒に洗濯機にかけます。
※お湯を使ったつけ置きの前には、必ず洗濯表示をご覧ください。
※色落ちしないか、目立たない箇所でご確認ください。
動画で見る:簡単5Step!頑固なニオイの落とし方
汗のニオイだけでなく、加齢臭など、気になるニオイを徹底的に落とすお洗濯術をご紹介しています。
誰でも明日から真似できる簡単なお洗濯術なので、ニオイにお悩みの方はぜひご覧ください!