一晩にかく汗はコップ1杯分!
一日のうち、睡眠時間=寝具に触れている時間は、7~10時間にもなります。
みなさんは、寝具をどのくらいの頻度でお洗濯しますか?
パジャマを着ているとしても、毎晩コップ1杯分の汗を吸い込んでいる寝具は、汚れているように見えなくても、実は汗・皮脂汚れが蓄積されています。
この汚れが、ダニの繁殖やお肌トラブルの元に。
洗濯物が乾きやすい夏だからこそ、寝具をよく洗って、お手入れしましょう!
週に一度はお洗濯!
寝具のお洗濯、本当は毎日するが一番ですが、実際は難しいですよね。
大物は、お休みの日にまとめてお洗濯するのがおすすめです!
シーツ、ブランケットは週に1~2回、お洗濯しましょう!
美肌を目指すなら、枕カバーは毎日清潔に
唯一、出来たら毎日変えてほしいのは、枕カバー。
直接肌に触れる時間が長い枕カバーには、汗・皮脂・よだれ・フケなど様々な汚れが付着します。
その汚れが、ニキビや吹き出物、肌荒れ、かゆみなどの肌トラブルの原因に。
洋服を毎日変えるのと同じように、枕カバーも予備を用意し、毎日清潔なものを使うのがおすすめです。
お肌への刺激を減らすことで、肌トラブルを防ぎましょう!
汗が染み込んだ寝具の汚れのお手入れ方法
汗や皮脂などの、身体から出るタンパク質汚れが繊維に染み込んでしまうと、普段の洗濯だけでは落とし切ることができません。
普段のお洗濯にプラスし、お湯を使った洗濯で、繊維に染み込んだ汚れまで溶かし出しましょう!
40℃以上のお湯を使うと、洗剤の洗浄力がUPし、衣類に染み込んだ汚れまで、溶け出しやすくなります。
アルカリ性の洗剤のほうが皮脂汚れを落とす洗浄力が高いため、おすすめです。
汚れだけでなく、ニオイもスッキリしますよ!
※お湯を使ったお洗濯の前には、必ず「洗濯表示」をご覧ください。
大物洗濯前は「大きさ」「重さ」に注意!
大物を洗う前に、洗濯機に入る大きさか、確認しましょう!
入りきらない大きさのものは、コインランドリーを活用します。
水を吸った大物は非常に重くなるので、つけ置き洗いをする場合は、あらかじめ洗濯ネットに入れておきます。
しっかり落とすなら、浴槽でつけ置き洗い
■つけ置き洗いの手順
1.浴槽に40℃ほどのお湯を張り、アルカリ性粉洗剤をよく溶かします。(使用量は洗剤パッケージ参照)
2.寝具がしっかり洗浄液に浸かるよう入れ、30分~2時間ほどつけ置きます。
3.浴槽から寝具を取り出し、洗濯機にかけます。
洗濯機でお手軽に!温水洗い
温水洗い機能がついていない時は、お風呂のお湯取り機能を使いましょう!
蛇口の下にバケツを置き(または、洗面台に)お湯を溜めます。
そのお湯をお湯取りホースで吸って、洗濯します。
お湯を使うと汚れ落ちが劇的に変わるので、汗をかきやすい夏のお洗濯におすすめです。一度やってみるとヤミツキになるかもしれません!
※お風呂の残り湯は、汚れや雑菌が含まれるため、洗濯には使用しないでください!
夏は大物をたくさん洗濯しよう!
洗濯物がカラっと乾きやすい夏は、シーツやブランケットなどの大物寝具をお洗濯するのにピッタリ!
洗いたてのシーツで寝るのは、とても気持ちがいいので、ぜひお洗濯してみてくださいね。