早めの対策が大事だけど……
台風が近づいてくると、防風のため窓ガラスが割れる心配をされる方も多いのでは? そんなときに便利なのが飛散防止フィルムですね。いざという場合に備えて、窓に貼っている方もいるかもしれません。
でも貼っていない場合や、手元にないのにすぐに必要なときには焦ってしまいます。
筆者も、台風が近づいた際に飛散防止フィルが手元にないという経験があります。そこで今回は、警視庁警備部災害対策課の公式X(旧Twitter)が発信している、窓の応急処置の方法を実際に試してみたいと思います。
注意事項
今回ご紹介をする方法はあくまで、応急処置です。台風が近づく前に飛散防止フィルムを貼る、家の周りにある植木鉢やホースなどを家の中にしまうなど、早めの対策をしましょう。
窓の応急処置の方法
用意するモノ
- 養生テープ
- 段ボール
- 洗濯ばさみ
方法
段ボールと養生テープを使い、窓に段ボールを貼り付けます。このとき、段ボールと段ボールの間や、窓と段ボールの間にできたすき間には、養生テープを貼りつけます。すき間ができないようにしましょう。
段ボールが足りないときは、カーテンと洗濯ばさみも活用します。まずは段ボールを貼った窓のカーテンを閉めて、洗濯ばさみでカーテンをはさみ、補強するのがおすすめです。
あくまで応急処置
実際に段ボールと養生テープを使って、窓の応急処置を行いました。窓のカギの周りと、窓の間にあるすき間にも段ボールがスッと入るので、すき間なく段ボールを貼っていくのがポイントです。
応急処置とはいえ、いざ災害が来たときに知っていると、とても心強い方法だと感じました。
災害が来たときの備えとして、段ボールや養生テープが窓の応急処置として使えます。事前の準備や早めの対策が大事ですが、急な対応が必要となったときは、ぜひこの方法を試してみてください。