災害はいつ起こるかわからない
最近は、急な豪雨や台風などが頻繁に起こるイメージがありませんか? 出先で、思いがけないときに災害が起こることも考えられます。
災害時には、食料や衛生用品を入れた非常用持ち出しバッグが活用されています。しかし普段から非常用持ち出しバッグを準備していても、毎日持ち歩くのは大変な労力です。そこで今回は、警視庁警備部災害対策課X(旧Twitter)で紹介されていた、防災力を高める方法を試してみます。
防災ボトルの作り方
じつは、100均などで売られているウォーターボトル(500ml)を使って、防災ボトルが作れるようです。ウォーターボトルに防災グッズをコンパクトに収納できます。普段からカバンに入れておくと、持ち歩くにも便利です。
でも、どんな防災グッズをウォーターボトルに入れたらいいのでしょうか? 警視庁警備部災害対策課X(旧Twitter)では、以下のようなモノが紹介されていました。
- ホイッスル……音を出して周囲に助けを求めるために必要。
- 圧縮タオル……持ち運びに負担がなくタオルが運べる。日よけや敷物、防寒などにも使える。
- エチケット袋……嘔吐時に必要。
- ミニライト……停電時にガラス片などがある場所を安全に歩くため。
- ビニール袋(適量)……大きさによって、簡易トイレや簡易手袋として使える。
- 常備薬……持病の薬やケガをしたときの衛生グッズ。風邪や発熱などにかかる可能性のある病気に備えた薬。
- ばんそうこう……ケガをしたときに必要。
- アルコール消毒綿……ケガをしたときに必要。手や指の消毒に使える。
- ようかん……常温保存ができ、保存食として使える。
- 現金(お札や小銭)……災害時、ATMやキャッシュレス決済が利用できないこともあるため。
10個のモノをウォーターボトルに入れるだけで、防災ボトルが完成です。災害時に必要なモノは、人それぞれ異なります。
これを入れないといけないというわけではありません。困ったときにあったら便利だなと感じるモノを、ボトルに入れてみてください。
持ち運びも便利!安心感がある
今回は100均で、ドリンクボトルやエチケット袋、圧縮タオル、塩ようかん、ポリ袋、ミニアルコールウェットティッシュを購入し、用意してみました。
100均で購入したドリンクボトルの中に、エチケット袋(1枚)、圧縮タオル(1個)、塩ようかん(1個)、ポリ袋(2枚)、ミニアルコールウェットティッシュ(1袋)を入れました。
全てボトルに入るか不安でしたが、無理やり入れることがなく、入れることができました。
実際にカバンに入れて持ち歩くと、ドリンクボトルがコンパクトなので、持ち運びにぴったり。実際に準備すると、思った以上に安心感があります。
家族の人数分を準備して、各自持ってもらうのもいいのかなと感じています。今回準備ができなかったホイッスルやミニライトなど、必要だと思ったものを今後ボトルの中に足していきたいと思います。
いかがでしたか? 身近なモノを活用するだけで、防災力アップにつながります。気になる方は、ぜひ試してみてください。