間違いその1.換気をする
「さぁ、掃除を始めるぞ!」というとき、換気をするために窓を開けることはありませんか?
じつはこれ、やってはいけないことのひとつです。
換気をすると風通しがよくなって、室内のほこりが外に出ていく……。
かと思いきや!風によってほこりが舞い上がり、掃除効率が悪くなってしまいます。
掃除機をかけ終えた後に、空中を散歩していたほこりがカムバック。
これでは、せっかく掃除をしても部屋がそれほどきれいになりません。
掃除の一歩目は、換気ではなく「掃除機がけ」です。
ある程度かけ終わった後に、窓を開けて空気を入れ換えましょう。
間違いその2.力任せにごみを吸い取る
ごみがなかなか吸い取れないとき、ヘッドを思いきり押しつけていませんか?
掃除機は力を込めて使っても吸引力は上がりません。
むしろ、ヘッドを床に密着させすぎるとごみを吸い取りにくくなるので、かえって逆効果。
掃除機は軽い力加減で、流れるようにすーっとかけるのが理想的です。
間違いその3.掃除機を押し続ける
掃除機をかけるとき、ついつい前に「押す」動作ばかりしてしまいますが、これもNG行動のひとつ。
ごみを吸い取る力は、押すときよりも「引く」ときに大きくなります。
大切なのは、押し引きです。
押して引いてを繰り返しながら掃除機をすべらせると、ごみを効率よく吸引できますよ。
間違いその4.トイレの床を事前に拭かない
トイレ掃除にとりかかるとき、いきなり掃除機をかけるのは避けましょう。
床には、飛び散った尿や手洗い場の水はねなど、いろいろな汚れが付着しています。
こういった汚れが残ったままの状態で掃除機をかけると、どうなるでしょうか?
床だけでなく、掃除機のヘッド部分にも汚れが広がってしまいます。
トイレの床は、まず拭くことから。
飛びはねた尿や水をきれいに拭きとってから、掃除機をかけるのが正解です。
正しいかけ方で効率アップ
間違ったかけ方に思い当たる節がある方、まだ遅くはありません。
今日から少しだけ、掃除機のかけ方を変えるだけでOK!
正しい掃除機がけで家事効率をアップして、家事ラクにつなげてくださいね。