教えてくれたのは……おそうじダイアリーさん
関東エリアを中心に、洗濯機分解清掃を行っている掃除のプロ。年間約600台近くの洗濯機をきれいに清掃している。YouTubeチャンネルの「おそうじダイアリー」では、家庭でできるかんたんな掃除方法を発信中。
汚れた小窓をきれいにしよう
今回は、大掃除に向けて窓の掃除方法をご紹介します。特に小窓をきれいにする方法です。
小窓を掃除する場合、一番外側の網戸を外すと掃除がしやすくなります。網戸を手で持ち上げて、網戸の下をレールから引き抜くと、簡単に網戸が外れます。網戸を外した状態から掃除をスタートさせていきましょう。
窓の掃除方法
小窓を掃除する場合は、基本的には中性洗剤(薄めて限りなく水に近い状態の洗剤)を窓にかけていただくといいと思います。今回はヤニ汚れがひどいので、アルカリ電解水を吹きかけた後に水拭きをする掃除方法になっています。
注意事項
ガラスコーティングされた小窓に、アルカリ電解水を使う場合は注意が必要です。光沢の低下やくすみ、シミの原因になる場合がありますので、使用を避けてください。
用意するモノ
- アルカリ電解水
- 蓄圧式ポンプスプレー(小窓の近くに水源がない場合)
- 細めのブラシ
- マイクロファイバータオル
- キッチンペーパー
- ゴム手袋
掃除方法
手順1.アルカリ電解水でヤニ汚れを取る
ゴム手袋を着用して、アルカリ電解水を小窓全体に吹きかけ、マイクロファイバータオルで拭き取ります。最後にキッチンペーパーで仕上げの拭き取りを行います。内側、外側の小窓どちらも掃除を行います。
窓の反面ずつ、スライドさせながら掃除をしていくと外側の窓もきれいになります。外側を掃除する場合は、手を伸ばして左右から磨くときれいになります。
※アルカリ性洗剤を使う場合は、必ず水拭きを2回行ってください。
手順2.サッシの汚れを落とす
サッシのレール部分は、洗剤を使わなくてもいいケースがほとんどです。蓄圧式ポンプスプレーでサッシのレール部分に水をかけて、ブラシでこすって汚れや砂埃汚れを浮かします。
もう一度、蓄圧式ポンプスプレーですすぎを行います。この手順できれいになるケースがほとんどなのではないでしょうか。
小窓の近くに水源がない場合は、蓄圧式ポンプスプレーですすぎを行うのがおすすめです。すすぎを行った後は、マイクロファイバータオルで拭き取ります。
溝にタオルが入りにくい場合は、割りばしなどでタオルを包んだ状態で、溝をきれいに拭き取るのがおすすめです。
注意事項
必ず下の階に水が流れますので、マンションなどにお住まいの方は、掃除を行う際には注意してください。
掃除後の窓やサッシの様子
窓とサッシの掃除前と掃除後の様子をご紹介します。
窓
窓は掃除前、くすんだ状態の窓でした。
掃除後は、汚れが取れてきれいになりました。
サッシ
掃除前は、汚れや砂埃がついて汚れが目立っていたサッシも……
掃除後は汚れや砂埃が落ちて、きれいな状態です。
今回は、小窓やサッシの汚れを落とす掃除方法をご紹介しました。窓がキレイだと部屋も明るくなりますので、掃除をして快適な空間にしましょう。
▼詳しい掃除方法は動画でも確認できます。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。