「ファーベスト」ふわふわをキープして自宅で洗う方法【洗濯術】

家のこと

2023.10.31

4児の母で洗濯研究家の平島 利恵です。この秋流行のアイテム、ファーベスト。インナーを変えるだけで着回しができ、便利で可愛いアイテムですよね! ファーベストはご自宅で簡単に洗えることをご存知ですか? ファーの風合いとキレイを保つ、ホームクリーニングを解説します。

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ファーベストの洗い方

ご自宅で洗える素材かをチェック

「家庭洗濯禁止」のマークは、ご自宅では洗えません

このマークがある衣類は、過程での洗濯ができない衣類です。
必ず、クリーニング店に相談しましょう。

必ず洗濯表示を確認します出典:www.photo-ac.com

ファーベストには、フェイクファーが使われていることが多く、フェイクファーであれば基本的に水洗いができます。
頻繁に洗濯をすると風合いを損ねる恐れがあるので、シーズンの初めと終わりにお手入れするのがおすすめです。

ご自宅で簡単!ファーベストのホームクリーニング

用意するもの

  • 中性洗剤
  • 40℃程のお湯
  • 柔軟剤
  • 洗濯ネット
  • 衣類用ブラシ

手洗いの手順

  1. おしゃれ着洗剤(中性洗剤)を、40度以下のぬるま湯に溶かす
  2. ファーベストをしっかり浸し、上から押し洗い
  3. 綺麗な水で、すすぐ
  4. すすぎ終わった後、もう一度水を溜め、柔軟剤を少量溶かす
  5. ファーベストをもう一度浸す
  6. すすがずに畳み、洗濯ネットに入れる
  7. 洗濯機で1分脱水
  8. 陰干し、乾いたらブラッシングする

詳しい手順を動画でチェック

風合いを保つ3つのポイント

1.しっかりすすぐ

泡には汚れが含まれるのでしっかりすすぐ

ファーに洗剤成分が残っていると、風合いを損ねる恐れがあります。
泡が出なくなるまでしっかりすすぎましょう。

2.柔軟剤を使用する

柔軟剤で繊維を柔らかく

柔軟剤を使用して、繊維をコーティングすることで、ふわふわな風合いを保つことができます。
ただし、柔軟剤の入れすぎには注意が必要です。少量を使用します。

3.ブラッシングする

ブラッシングし、整えます出典:www.photo-ac.com

水で濡れたファーは、毛並みが乱れている状態です。
乾燥後にブラッシングをすることで、毛がほぐれ、ふわふわな状態をキープできます。

普段のお手入れ方法

ファーは着用のたびに洗濯をしていると風合いを損ねてしまいます。
洗濯はシーズン中に1~2回にとどめ、普段はブラッシングでケアします。着用後にブラッシングで埃や汚れを落としましょう。部分的な汚れが気になる場合は、濡らしたタオルで優しく拭きます。
フェイクファーは熱に弱いため、ドライヤーなどの使用は厳禁です。

正しくお手入れすることで、ふわふわで可愛いファーベストをもっとキレイに・長く着ることができるようになります。
まずは、着用後のブラッシングを習慣にしてみてくださいね。

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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