長期休暇の宿題管理が大変な理由
もうすぐ子どもたちの冬休みが始まります。
長期休暇になると、子どもの宿題管理に悩まされますよね。全部やったつもりが一部だけ漏れていたり、混ざってどれだかわからなくなったり……。たくさんあるから、何度も宿題について確認する手間もあるかもしれません。
管理の大変さには理由があります。
宿題にかかる時間や頻度も、宿題そのものの形状や大きさも、必要な道具や材料も、宿題ごとにそれぞれ大きく違います。だから管理が難しいのです。
そこで、クリアファイルを使って管理する方法をご提案します!
わが家でも小1娘と一緒にこの方法で夏休みの宿題を管理したのですが、とてもスムーズにできました。
まずは必要なものの準備から
まずは材料を紹介します。
1.クリアファイル(透明なもの)
2.ふせん(正方形がおすすめ)
3.ボックスファイル
この3つを用意しましょう。
作り方(1) 宿題に通しナンバーを付けよう
まずは、宿題に通しナンバーをつけていきます。
学校から配布されたプリントが宿題一覧になっており、ナンバリングされている場合は、この作業は不要です。
作り方(2) 1つのクリアファイルに1つの宿題を入れよう
1つのクリアファイルに、1枚ずつ正方形ふせんを貼ります。そして宿題の数だけ番号を振っていきましょう。
一覧を見ながら、対応する宿題を入れていきます。
すべてのクリアファイルを、1つのボックスファイルにまとめておきます。
このとき、ファイルに入らない大きさの宿題や、そもそも「形がない宿題」もあるかと思います。
形がない宿題というのは、たとえば「自由研究」「工作」のように、学校から配布されていないものを指します。
こういった宿題も、必ずクリアファイルと番号をセットで作ってください。
理由は「すべての宿題を1カ所」で把握するためです。
入らないものは別な場所に保管してもいいのですが、注意点が2つあります。
「ファイルに入らない宿題をまとめるコーナー」をつくること。そして、宿題の進捗を書いた紙を番号付きファイルに入れておくこと。
この2点を守ることで、管理がとても簡単になります。
作り方(3) アナログとデジタル両方で管理しよう
宿題一覧表は、紙で持っておくだけではなく、デジタル管理もしておきましょう。
スマホで写真を撮って、保存しておくだけで大丈夫。
このとき、写真を撮る前に、プリントに各宿題に必要なモノを書き込んでおくと、出先で買いものしたいときにも二度手間にならずに済みます。
私は、LINEのグループ機能を活用して保管しています。自分ひとりだけをメンバーにしたグループを作り、そのアルバムにプリントをまとめていきます。念のため、個人情報が書いてある部分はペンで消すなどしてから保存すると安心ですよ。
紙だけではなく、デジタルでも管理することで、出先でも必要なものが見られるようになります。また、紙を紛失した場合も焦らずに済みます。
長期休暇の宿題を管理するのはとても手間がかかります。大きさ・形状・使用頻度等が異なるたくさんの宿題を管理しなければいけないからです。
クリアファイルと通し番号を活用することで一カ所にまとめる。これがおすすめの管理法です。ぜひお子さんと一緒にやってみてくださいね。