汚れがなかなか落ちない…。掃除効率が悪い「冬に掃除しない方がいい場所」

家のこと

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2023.12.09

まもなく年末、大掃除シーズンがやってきますが、「冬=掃除に最適な時期」というわけではありません。 中には、寒さで汚れが落ちにくく掃除の効率が悪くなる、冬に向いていない家事もあるんです。 ここでは、クリンネストの私が「冬に掃除しない場所」をご紹介します。

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キッチンの換気扇

換気扇出典:stock.adobe.com

気温が低い冬は、油汚れが大敵!寒さで冷え固まった油はいくらこすってもなかなか落ちないのです。

そのため、ガチガチの油汚れが付いた「キッチンの換気扇」はかなり厄介。お湯で拭き取ろうにもすぐに冷めてしまいますし、再びお湯を使うとなれば電気代もかさみます。

窓・網戸

窓・網戸出典:stock.adobe.com

ただでさえ極寒の外に出るのはつらいのに、外で水仕事をするのは、ほんとうに地獄です(涙)。

しかし、網戸や窓の汚れをしっかり落とすには、水や洗剤や必須。

真冬に外でたくさんの水を使えば、身体も凍えますし、乾燥する空気で洗剤をつけてもすぐに乾くデメリットもあります。窓の外側は、花粉がやってくる前、寒さが少し和らぐ時期の掃除がおすすめです。

ただし、冬は結露が発生しやすい時期でもあります。結露を放置するとカビが生えやすくなるため、窓内側の掃除はこまめに行いましょう。

ベランダ

ベランダ出典:stock.adobe.com

「ベランダ」も、窓・網戸と同じく屋外での作業になるうえに、大量の水を使います。

ベランダは掃除の範囲が広いため、作業にかかる時間も長めです。防寒対策をする手もあるけれど、厚着をしすぎるとかえって作業しづらくなり、掃除効率が下がってしまうことも……。

結果的に、冬のベランダ掃除をするにあたって、寒さとの闘いは避けられません。

効率の悪い掃除は春になってから

冬は大掃除のイメージがありますが、これはあくまでも風習であって、「快適に掃除できる時期」というわけではありません。もちろん、家中をきれいにして新年をむかえることに越したことはありませんが、無理は禁物です。

冬に向かない掃除は毎日のプチ掃除にとどめて、暖かな春が来るのを待ってから手をつけることも検討してください。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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