こんな人は要注意。冬に忘れものが増える人の特徴
寒くなってから、なぜか忘れものが増えている……。そんなお悩みはありませんか? もしかすると、「1年間を通して同じ行動」を取っているのが原因かもしれません。
冬になって忘れものが増えている人には3つの特徴があります。
1.1年間を通して同じ時間に家を出発している
冬になると、コートやマフラー、手袋など出かけるとき身につけるものが増え、出かける直前の準備時間がわずかに増えます。夏と同じ時間帯に出ようとすると「あれ、もうこんな時間?」と焦ることに……。
2.出勤前に洗濯を干してから出かけている
冬になると、家事時間も増えます。着る服や寝具の量が増えた結果、干すのにかかる時間も増えるためです。出勤前に洗濯をしている人は要注意! 「いつもこれくらいで終わるから」と考えていると時間が足りなくなります。
3.1年間を通して同じ時間帯に起きている
これがもっとも大切で、解決したほうがいい問題です。
上で紹介したとおり、冬になると身支度や洗濯の時間が増えてしまいますよね。そのため、今までと同じ時間に起きると時間が足りなくなってしまうのです。
そもそも、寒くてふとんから出るまでに時間がかかってしまう人も多いかもしれませんね……。
冬は寒い。当たり前のことだからこそ意識する機会がないのですが、じつは他の季節よりもいろんなことに時間がかかってしまうのです。日々のルーティンを決めておくのはとても大切なことですが、冬は注意が必要です。
今すぐできる3つの対策とは
ここからは、3つの対策を紹介します。「15分前倒しスケジュール」「『分ける』の徹底で朝洗濯を時短する」「動画や音楽を活用する」です。
対策1:「15分前倒しスケジュール」をつくる
冬は、普段よりも「15分早く動く」を目指してみましょう。
紙とペンを用意すると決めやすいですよ。まずは家を出る時間をいつもより15分早く設定。そこからやることを書き出していき、最終的に「この時間に起きたい!」という時間を決めておきます。
このとき注意したいのは「起床時間を15分早める」のではなく、「出発時間から逆算していくこと」です。上に書いた通り、身支度や洗濯にかかる時間が増えているため、ゆとりを持って決めておくのが大切です。
対策2:朝洗濯を時短するため、「分ける」を徹底する
こちらは朝の出勤前に洗濯をしている人向けの対策です。
朝起きてから洗濯ものの仕分けを始めるのではなく、前夜のうちに「すぐに洗濯機を回せる状態」に仕分けしておきましょう。また、洗ったあとの洗濯ものは、干す前に「場所」や「形状」によって仕分けをしておきます。
人の脳は、ほんの1秒間にもものすごく多くの情報を判断していると言われます。同じ干し方・場所のものをまとめておくことで、判断にかかる時間が減り、早く終わるのです。
遠回りに見えてかなり時短につながります。スタッキングできるカゴや折り畳めるカゴを複数用意しておくと便利ですよ。
対策3:音楽や動画を活用する
私は、やることがたくさんあるのにやりたくないときや、時間がない朝などはテンポの速い音楽をかけて動くようにしています。
実際、「ゆっくりした曲を聴いて歩くより、アクティブな曲を聴いたほうが、歩行速度が上がる可能性がある」という研究結果もあるそうです。動きそのものを速くするためにかなり効果的な方法だと考えています。
YouTubeなどでも公開されている「タイマー動画」をテレビに表示するのもおすすめです。キッチンタイマーのように残り時間を表示できるものであったり、人が集中しやすい25分間隔のタイマーになっていたりするポモドーロタイマーなどがあります。
冬は他の季節よりもなるべく15分早く行動するのが忘れものを防ぐポイントです。ご紹介した3つの対策で、忘れものを減らすお手伝いができると嬉しいです。