教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん
料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。
ご飯のお供におすすめ
今回は、健康管理に役立つ「介添え大根」をご紹介します。簡単なレシピで、大根を刻んで和えるだけ。食事の前や間にちょこちょこ、毎日食べていただきたいです。
一食分あたり、大きなお茶碗一杯分ぐらいを目安に食べるのがおすすめです。
すりごま・ごま油・酢
今回は、すりごまとごま油を使います。すりごまとごま油は、原料が一緒です。ごまは、様々な栄養が凝縮された食材で、ゴマリグナンというポリフェノールや食物繊維、たんぱく質、カルシウム、鉄分などを含みます。
酢は、コレステロールや血圧のケア、血糖コントロール、糖化予防にも役立ちます。
大根
大根は、切ることでグルコシノレートという成分が、抗酸化作用のあるイソチオシアネートに変わります。ごまや酢などと合わせて食べることで、健康効果をもたらします。
材料はたったの4つ!「介添え大根」の作り方
介添え大根は消化を助け、健康管理に役立ちます。すごくさっぱりとした味わいにしあがっています。
材料
- 大根……4分の1本(400g)
- ごま油……大さじ1
- すりごま……大さじ4
- 酢……大さじ2
- 塩……適宜
酢は大さじ2を加えますが、好みで調節してください。
作り方
1.大根を千切りにします。
2.ボウルに千切りにしたを入れ、ごま油をかけて、混ぜ合わせます。
ポイント
イソチオシアネートが揮発しやすいので、ごま油で切り口をコーティングします。
3.酢を加えて、混ぜ合わせます。全体に混ざったら、塩を加えて混ぜ合わせます。最後にすりごまを入れて、混ぜ合わせます。
ポイント
たっぷり食べたい一品なので、薄味でしあげてください。
4.器に盛りつけて、できあがりです。
今回は、「介添え大根」をご紹介しました。ツナ缶を加えたり、かつお節をかけたりアレンジするのもおすすめです。ぜひ、作ってみてください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。