教えてくれたのは……お掃除職人きよきよさん
いかに労力を少なくラクに掃除ができるかをコンセプトにした掃除術をYouTube(お掃除職人きよきよ)で発信中。
タイルについた油汚れが取れない
今回掃除するキッチンは、側面(タイル)に油がはねてポツポツとなっています。カチカチになった油汚れは、意外と洗剤やスポンジだけで落とすのは大変なんです。
メインで使う道具は、三枚刃です。カッターの刃がついていて、フィルムやシールを剥がす道具です。これを使って掃除をしていきます。
キッチンタイルについた油はねをきれいに落とす方法
用意するモノ
- 三枚刃
- 食器洗剤(中性)
- ブラシ
- 雑巾
- 硬いヘラ
- ゴム手袋
注意事項
- 三枚刃は、ガラスや磁器タイルのような素材についた汚れを取ることに適しています。フローリングやステンレスなど素材は、傷がつきやすいので注意が必要です。
- 三枚刃は使い方を間違えると、表面を傷つけることもあるので十分に注意してください。
掃除方法
手順1.雑巾に食器洗剤を垂らし、タイルを拭く
ぬらした雑巾に食器洗剤を2~3滴垂らし、油汚れがついたタイルを拭きます。食器洗剤がついた雑巾で拭くことで、三枚刃を滑りやすくします。
手順2.三枚刃で削る
雑巾でぬらして、すぐに三枚刃で力を入れずに汚れを削ります。油汚れがついた部分を全て、ぬらしてから三枚刃で削るという作業を繰り返し行います。
注意事項
プラスチック製のコンセントカバーは、三枚刃で削ると傷がつきます。十分注意をしながら行ってください。
手順3.ブラシで目地を掃除する
今度は柔らかいサッシブラシなどを使って、目地を掃除します。洗剤を吹きかけて、目地に沿って軽くブラシでこすります。こすった後は、雑巾で汚れを拭き取ります。
注意事項
目地についた汚れが軽い場合は、中性洗剤でOKです。汚れがひどい場合は、アルカリ性の洗剤がおすすめです。アルカリ性と酸性の洗剤は混ざると危険ですので、使う際は十分に注意してください。
手順4.硬いヘラと雑巾でパッキンを掃除する
最後に硬いヘラを雑巾で巻いて、パッキンを拭きます。
いかがでしたか? 汚れはスポンジなどで一生懸命こするイメージがありますが、削り取るというのもひとつの掃除方法です。軽く削り取るだけできれいになりますので、タイルのきれいさを保ってください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。