お年玉をもらった子どもに教えたい「3つの考え方」

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2024.01.07

家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。新年も明け、お年玉でほくほくしているお子さんも多いのではないでしょうか。今回は、これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた経験から、“お年玉をもらった子どもに教えておきたいこと”を3つご紹介します。

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お年玉をもらった子どもに教えておきたい3つのこと

お年玉出典:www.photo-ac.com

新年も明け、お年玉をたくさんもらったお子さんも多いことでしょう。そんなお子さんをみると、お年玉について何か教えておいた方がいいのでは? と悩む人もいるのではないでしょうか。

今回は、「お年玉をもらった子どもに教えておきたいこと」を紹介しますので、子どものお年玉の使い道が気になる人は、確認してみてくださいね。

(1)「貯金が一番」とは限らない

貯金出典:stock.adobe.com

お年玉をもらうと、「とりあえず貯金しておきなさい」と言いたくなる人も多いでしょう。

しかし、果たしてそれが一番の得策かといえば、個人的には疑問が残ります。なぜなら、今は物価高の時代だからです。このような時に、単純に貯金をするだけでは、現金の価値が下がってしまいます。

もちろん、お子さんに「今すぐ投資を」というわけではありませんが、折に触れて、貯金をするだけで安心なわけではないこともあわせて教えてあげると、社会勉強にもなるでしょう。

(2)「使い方」を一緒に考える

使い道出典:stock.adobe.com

お年玉の一部は貯蓄にするとしても、すべてを貯蓄するのではなく、そのうち一部を利用して「お金の使い方」を教える機会にするというのもよいのではないでしょうか。

いつものお小遣いでは買えないようなものを購入するのもよいですし、お友達と遊ぶためのお金にするのもよいでしょう。

普段は、親のお金でほしいものを購入しているわけですから、お金を使うことで自分のお金が減るということは実感しにくいものですが、お年玉を通じて、使うとなくなることも実感させてあげたいものです。

(3)感謝の気持ちを考える

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お年玉をもらって喜んでいる子ども見ると、親としてもついほほが緩みますよね。しかし、同時に教えてあげたいのは、お年玉をくれる両親や親族に対する感謝の気持ちではないでしょうか。

親も親戚も、あって困るほどのお金の中からお年玉を捻出しているという人は少ないでしょう。苦労して手にしたお金の中からお年玉を捻出してくれているのですから、当たり前のようにもらうだけなく、ありがとうという気持ちをしっかり育ててあげたいものです。

お年玉はお金について学ぶ機会に

お年玉はあげっぱなしにするだけでなく、それを機会にお金について学ぶ機会にすると、お子さんのマネーリテラシーを高める良い機会にすることができます。

子どもは大人のお金の使い方をよく見ていますから、親からまずは改めなくてはと思っている人は、親のお金の使い方も見つめ直すチャンスですよ。

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著者

あき

あき

東京都在住。夫、子供3人の5人家族。家計簿&家計管理アドバイザー。 節約主婦として日本テレビ「ヒルナンデス」、NHK「人生レシピ」フジテレビ「バイキング」などに出演。著書に「あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」他。 もともとは超がつくほどの現金主義だが、最近はほぼ全額キャッシュレス決済。ポイ活や家計簿アプリにも詳しい。

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