ただ部屋が狭くなるだけじゃない。「モノが多い家」のデメリット

家のこと

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 ただ部屋が狭くなるだけじゃない。「モノが多い家」のデメリット

2024.01.17

モノが多い家で暮らしていると、日々の暮らしの中でさまざまなデメリットが生じます。何年もモノが多い家で暮らしていると、その状態に慣れてしまい、デメリットを感じにくくなっているかもしれませんが、一度しっかりモノと向き合い、片付けてモノを減らすことができたら、暮らしはもっと快適になります。改めて、モノが多い家のデメリットと、モノを減らすメリットについて考えてみませんか?

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モノが多いデメリット

モノが多い家出典:www.photo-ac.com

健康被害や怪我のリスクがある

モノが多いと、ホコリやハウスダストなどが発生しやすくなり、不衛生な環境になってしまいます。その不衛生な空気を吸い続けることで、アレルギーを起こすなどの健康被害が出るリスクがあります。

また、モノが多いと部屋の中に足の踏み場がなくなり、転倒しやすくなったり、積みあがったモノが落ちてきて怪我をしてしまうなどのリスクがあります。

特に地震などの災害が発生した場合には、モノが多い家は危険な状況になりやすいので、被害を最小限にするためにもモノが多い状態は避けたいものです。

家事の効率が悪くなる

モノが多いと、モノをどけたり、モノを探しながら家事をすることになるので家事の効率が悪くなります。ひとつの家事に取り掛かるたびに、探し物をしていては時間が余計にかかってしまい、精神的にもイライラしてしまい悪循環です。

散乱した服出典:stock.adobe.com

二度買いなど無駄な買い物が増える

モノが多いと、必要な時に見つからず、探すより買った方が早いからと買い物をしてしまいがち。気づいたら家の中のいろんなところに同じ用途のモノが散乱している状態になっています。無駄な買い物が増えるのは、とてももったいないことです。

家でくつろげない

モノが多い部屋では、くつろげず心が休まりません。視覚的な情報が多いと、脳にかかる負担も多いので疲れやすく、集中力も低下してしまいます。モノが多い部屋に慣れてしまい、自分が疲れていることに無自覚になっているケースも多いです。

モノを減らすメリット

心身ともに健康でいられる

モノが多い家出典:www.photo-ac.com

モノが少ないと、ホコリやハウスダストなどの発生も少なくなり、清潔な環境で過ごすことができます。また、転倒や怪我などのリスクも小さくなるので、安心して過ごすことができます。

視覚的な情報が少なくなることで、脳も休まり、家の中でゆったりとくつろぐことがでくるので脳にかっける負担も少なくなり、集中力も高まります。

家事の効率が上がり片付けもラクになる

モノが少ないと家事の効率が上がり、片付けもラクになります。片付けがラクになると掃除にも取り掛かりやすくなり、きれいをキープすることができるようになります。

無駄な買い物が減る

モノが少ないと、どこに何かあるかすぐにわかるので、必要なモノを必要な時に取り出せるようになり、同じ用途のモノを二度買いしてしまうような無駄な買い物が減ります。

時間に余裕を持てるようになる

モノが少ないと、探し物をする時間が減り、片付けや掃除に掛ける時間も最小限で済むので、時間に余裕を持てるようになります。時間に余裕を持てると、趣味の時間ややりたいことにかける時間を持て、暮らしそのものの満足度が上がるようになります。


モノが多い家のデメリットと、モノを減らすメリットについてご紹介しました。モノが多い家で過ごすよりも、モノを減らして必要なモノだけに囲まれた家で過ごす方が、暮らしそのものを楽しめるようになります。是非、一度モノと向き合って、必要なモノだけに囲まれた家を目指して、できることから始めてみてください。

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著者

Kazuko

Kazuko

片付けで暮らしをラクにシンプルに おウチを整えて豊かな暮らし 鹿児島で整理収納アドバイザーとして活動中   中学1年、小学5年の男の子、小学2年の女の子のママ  お片付けサポート 487時間 お片付けレッスン 65名様

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