冷蔵庫で保存はNG。意外と知らない「常温保存すべき3つの調味料」

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 冷蔵庫で保存はNG。意外と知らない「常温保存すべき3つの調味料」

2024.01.28

調味料はどのように保管していますか? 開封した後は冷蔵庫へ入れておけば大丈夫という気もしますが、じつは冷蔵庫に入れてはいけない調味料もあるんです。ここでは、冷蔵NGの「常温保存すべき調味料」をご紹介します。

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本みりん

みりん出典:stock.adobe.com

アルコールと糖分が含まれている本みりんは、酒類に分類されます。みりん風調味料と比べて価格が高いのは、原材料の違いもありますが、酒税がかかっていることも理由のひとつです。

みりんを冷蔵庫で保存すると、糖分が白く固まって結晶化することがあります。問題なく使えますが風味が落ちる場合もありますので、本みりんは「冷暗所で保存」するのが適切です。
未開封の場合は1年ほど持ちますが、開封後は3ヵ月程度で使い切るようにしましょう。

ちなみに、みりん風調味料はアルコールをほぼ含んでいないため、常温で保存すると劣化します。名前がよく似ていますが成分は異なりますので、「本みりんは冷暗所」「みりん風は冷蔵庫」と覚えておきましょう。

砂糖

砂糖出典:stock.adobe.com

砂糖にとって、湿気は大敵。冷蔵庫内は乾燥しやすい環境ですが、頻繁な開け閉めによって結露が発生します。このわずかな結露も、砂糖が劣化するには十分な水分です。
温度差によって生じた結露は、砂糖が固まったり変色したりする原因になります。

砂糖は常温保存が基本。常温とはいっても、水まわりやコンロ周辺などの湿度が高くなる場所は不向きです。
密封できる容器に入れて、できるだけ湿度の影響を受けないところに保管しましょう。

はちみつ

はちみつ出典:stock.adobe.com

長期保存できるはちみつですが、冷えると結晶化しやすい特徴があります。本みりんと同じく、白く固まっても食べるのには問題ありませんが、扱いづらくなるため避けた方が無難です。

はちみつは基本的に「常温保存」が適切。ただし15度以下で結晶化するため、冬場は常温で置いていても固まることがあります。
そんなときは、電子レンジで軽く温めて、とろとろの状態にもどしてから使いましょう。

ただし、はちみつに似たケーキシロップやメープルシロップは、「開封後、涼しい場所で保存」と記載されている場合がありますので注意してください。

正しく保存して使い切ろう

調味料出典:stock.adobe.com

調味料によっては、開封後に冷蔵保存をしない方がいいものが多数あります。

ただし、ここでご紹介した内容はあくまでも一例です。使用している原材料や成分によって、最適な保存方法は異なります。メーカー推奨の保存方法を確認のうえ、調味料の特徴に合う正しい方法で保存しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

子ども3人の母、趣味は節約・特技は貯金のママライター。 お得情報にはつねにアンテナをはって、逃さずキャッチ。 ラクしながらお得に暮らすことがもモットー。

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