あの穴の正体は「オーバーフロー」
洗面台にある謎の穴ですが、もちろん大切な役割があります。
正式名称は「オーバーフロー」。洗面ボウルに水が溜まりすぎないよう、排水してくれるものなのです。
言うならば、“第2の排水口”。ここが汚れると、イヤな臭いや水アカが発生しやすくなるため、こまめな掃除が必要不可欠です。
オーバーフローの掃除方法
今回は、約3年掃除をサボったわが家のオーバーフローを掃除していきます。
用意するもの
・オキシクリーン(他の酸素漂白剤でも)
・使い古しの歯ブラシ
手順1.酸素系漂白剤を水で溶かして、ペースト状にします。
50~60℃のお湯を使うと、粉のオキシクリーンが溶けやすいのでおすすめ。
溶かす割合は、「オキシクリーン50g:お湯150ml」が目安です。
手順2.オーバーフロー穴に向かって、オキシペーストをゆっくりと流し入れます。
今回は外側の黄ばみも取るので、入口にもオキシペーストを塗っておきます。
手順3.溶け残った粉も塗り広げたら、この状態で1時間放置します。
手順4.使い古した歯ブラシで、オーバーフロー穴の入り口の汚れをこすり落とします。
うっかり歯ブラシを落とさないように、ご注意を!
手順5.ぬるま湯でオキシペーストを洗い流したら終了です。
Before・Afterを比べてみた
Before
黄ばみが目立っていたオーバーフロー穴が……。
After
元通りとまではいきませんが、オキシクリーンのおかげで清潔感を取り戻しました!
3年ものの黄ばみは頑固ですが、定期的に掃除すればもっときれいになりそうです。
排水口とセットで掃除を
オーバーフロー穴の掃除はつい忘れてしまいがち。排水口の掃除と一緒に済ませると、より清潔な洗面台をキープできますよ。