古い「布ハンカチ」を活用したい
昔買ったものや、いただきものなどで、布のハンカチが自宅にたくさんあるという方は多いと思います。
小さなバッグのときには嵩張らなくて便利ですが、普段使いには吸収力の高いタオル地のハンカチのほうが便利だったりしますよね。
そこで古い布ハンカチを有効活用できないか調べてみました。
すると、布ハンカチを簡単リメイクでコースターとして使う方法が見つかりました。
さっそく作ってみたいと思います。
「布ハンカチ」をコースターにする方法
布のハンカチをコースターにする方法は、とてもシンプル!
コースターにしたいハンカチをたたんで、周りを縫うだけなんです。
コースターにするハンカチは化繊のものではなく、できれば吸収力の高い自然素材でできたものを選んでくださいね。
筆者は今回、子どもが小さい頃に使っていた吸収力の高いハンカチをコースターにしたいと思います。
アイロンでシワをしっかり伸ばしてから、たたみながらその都度アイロンをかけると仕上がりがきれいですよ。
四隅が内側にくるようにたたむと、仕上がったときにスッキリ見えます。
ただし、見せたい柄やロゴがある場合には、その面が表にくるようにたたんでも問題ありません。
端を揃えてきれいにたたんだあとは、フチを縫っていくだけ!
面倒なら四隅を縫い留めるだけでも問題ありませんが、フチをブランケットステッチで縁かがりをするとコースター感が出て素敵だと思います。
糸の色も、ハンカチの色柄に合わせて選んでみてくださいね。
【ブランケットステッチのやり方】
1.針を手前から奥に向かって刺します。
2.針から伸びた糸を、奥の針に引っかけます。
3.奥の針に引っかけた糸を手前に回します。
4.針を引き抜きます。
5.そのまま糸を引っ張ると、ブランケットステッチの縁かがりになります。
筆者が使った布はフワフワしていたので、ブランケットステッチで縁取りをしたあと、内側をなみ縫いで一周縫いました。
面倒だったり時間がない場合には、フチを軽く縫い留めるだけでも問題ありませんし、ブランケットステッチのみや、なみ縫いのみでも◎。
完成したコースターに、さっそく子どものコップを置いてみました。
冷たい飲み物を入れるとコップに結露がついてしまいますが、このコースターなら吸収力抜群なのでテーブルが濡れる心配がありません!
こちらの柄は子ども用のかわいいものですが、大人っぽい花柄のハンカチで作るとテーブルが華やかになり、また違った趣がありますよ。
使わなくなってしまったハンカチは、ただしまっているだけではもったいないですよね。
ハンカチとしてはあまり気に入らなかったデザインも、コースターにしてみたら素敵に見えることも。
ご自宅にある古いハンカチは、ぜひコースターにリメイクしてみてくださいね。