教えてくれたのは……うえこーさん
ハウスクリーニング専門の会社を設立し、関西を中心に様々な物件のお掃除を請け負う。家庭にある身近な汚れをかんたんに落とす方法を発信中!
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きれいな状態を保つのが難しい場所
今回は、お風呂の壁をきれいにする掃除方法をご紹介します。「最近床がヌメヌメしてきている気がする」、「排水口もそろそろ掃除しなければ」などと思うと、お風呂の掃除が面倒に感じるものです。じつは掃除のプロから見てもお風呂の掃除はかなり大変で、家庭できれいな状態を保つのは至難の業なんです。
特に見落としがちなのが、お風呂場の「壁の汚れ」なんです。浴槽や蛇口などは、人の目線より下に配置していることが多いです。普段お風呂に入る動線の中で、壁を見る機会は少ないので、汚れに意識がいきにくくなります。
今回ご紹介する掃除方法を実践すれば、超効率よく、低コストで頑固な壁汚れをピカピカにできます。
お風呂の壁の汚れを簡単にピカピカにできるお掃除術
壁以外にも鏡や棚カウンターも汚れているので、一緒に掃除をしていきます。
用意するモノ
・ドメスト
・毛が柔らかいハケ
・柔らかいスポンジ
・ボウル
・ゴム手袋
注意事項
酸性の洗浄剤や塩素系の排水口ヌメリ取り剤、アルコール等と混ざると有害なガスが発生します。大変危険ですので、併用しないでください。
手順1.ドメストをボウルに入れてハケで塗り放置する
ゴム手袋を着用して、しっかりとハケについた水気を切ってから塗ります。以下のような場所に洗剤を塗ります。
・鏡や棚
・壁に貼っているシール
・カウンター
・ステンレスの蛇口塗ってもOK
・浴槽の側面
石けんカスは、体を洗うときの頭のてっぺんの高さより下の範囲によくつきます。それより高い場所には基本的にはつかないので、座って洗う人と立って洗う人の汚れの範囲が変わります。
汚れが見えにくい白い壁を掃除するときの目安にしてください。汚れがきつい場所は、2~3往復して塗ってください。
ポイント
- 棚などは樹脂素材でできていることが多いのですが、塗ってから長時間放置しなければ素材を傷めることなくきれいにできます。
汚れが気になる部分に塗れたら、汚れを柔らかくするために5分ほど置きます。
手順2.放置してからこすり、流す
お風呂の壁汚れは、頑固になってくるとこする作業が必要になります。5分程度放置したら、柔らかいスポンジでこすります。
ボウルに入れた洗剤はできるだけ入れ替えてください。汚れが混ざっていない方が、洗浄能力は高いです。
壁の素材は傷つきやすいので、できるだけやさしくこすってください。なでるようなイメージでOKです。汚れが残っているとスポンジにひっかかるような感じがします。何度かなでるとサラサラとした感じになるので、引っかかりがなくなります。
こする際に引っかかりがなくなったら次の列、といったように作業をすると、汚れが見づらくてもわかりやすいのでおすすめです。最後にシャワーで洗剤を流して、確認します。
注意事項
最近のお風呂場で使われる光沢のある壁の素材は、強くこすったり、少しでも硬いスポンジを当てたりすると傷が入ります。掃除をするときはむやみにこすらずに、洗剤を塗って浸透させて柔らかくしてから、柔らかいスポンジで落とすことを意識してください。
日々のお手入れが大切
汚れが頑固にならないように、日々のお手入れが大切です。汚れがたまらないようにする方法は、お風呂から上がるときに50~60度のお湯でしっかりと流すといいです。やけどだけ注意して流してください。
皮脂汚れや石けんカスも溶けて、しっかりと流れてくれます。最後はしっかりと換気します。この作業を毎日ではなくていいので、定期的にすることで汚れのたまり方が変わります。
※掃除前に掃除対象物の素材を確認、また説明書等にて当記事の方法(使うグッズや洗剤など)で問題ないか事前にご確認ください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。