間違った方法で「カビ」が広がることも。カビ汚れにやってはいけない“NG掃除”

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2024.02.08

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。見た目も不快なカビ汚れは、家の中で見つけるとすぐに落としたくなりますが、間違った方法で掃除するとかえってカビが広がる場合があります。ここでは、「カビ汚れにやってはいけないNG掃除」をご紹介します。

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水拭きする

カビ出典:stock.adobe.com

水拭きすると目に見えるカビは落ちますが、これで満足してはいけません。
カビは植物のように根を伸ばすため、根本から滅菌しないとまた再発します。水拭きした際につく水分が、カビの餌になることも……。
場所によっては、水拭きすることでカビの胞子が広がってしまう恐れもあるため、安易な拭き取りはNGです。

こすり落とす

こする出典:stock.adobe.com

なかなか落ちない頑固なカビは、ブラシやスポンジでこすり落としたくなりますが、これもNGです。
強くこするとカビの胞子がバラバラに細かくなり、空中に散らばります。その結果、アレルギー症状を引き起こす恐れもあるのです。
カビの胞子は植物の種と同じ。散り散りになった胞子は再び根を張り、家中にカビは増殖してしまいます。

スプレーをかける

スプレー出典:stock.adobe.com

カビの掃除にはカビ取り専用の洗剤が役に立ちますが、カビに対して直接スプレーするのは避けましょう。
スプレーの勢いでカビの胞子が舞い上がる可能性があります。リスクを取らないためにも、スプレーを使うときはワンクッション置くのがおすすめ。
キッチンぺーパーや布などにスプレーしたものを、カビ汚れにあてる。この方法なら、胞子が飛び散ることなくしっかり落とせます。

正しい掃除方法で再発を防ごう

掃除出典:stock.adobe.com

カビ汚れを間違った方法で掃除すると、胞子が散らばりかえって悪循環です。
アレルギー症状が悪化するほか、家中にカビが広がる恐れもあります。面倒くさがらずに、正しい方法でカビを落としましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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