もう衣類に“ワカメのような汚れ”がつかない。「洗濯槽クリーナー」の効果を高める【知って得する掃除術】

教えてくれたのは……おそうじダイアリーさん

関東エリアを中心に、洗濯機分解清掃を行っている掃除のプロ。年間約600台近くの洗濯機をきれいに清掃している。YouTubeチャンネルの「おそうじダイアリー」では、家庭でできるかんたんな掃除方法を発信中。

今回は7か月前に分解清掃をした洗濯機ですが、衣類に汚れがついて困っているということです。

分解清掃をするために洗濯機の中を見ると、フィルター部分が茶色く汚れ、パルセーターの裏側も汚れています。ステンレス槽にも同じ茶色い汚れがついています。

じつは、衣類から出る汚れと洗濯洗剤の液体が混ざった廃液が汚れの原因です。洗濯するときに出る廃水が残って、こびりついた状態になっています。

前回分解清掃をした後から赤ちゃん用の洗剤を使い始めたということなので、このような汚れがついたと考えます。赤ちゃん用洗剤は残りやすく、固まる成分が多いんです。

洗濯槽クリーナーを使うときは水ではなく、お湯をしっかり張って、漬け置きするのがおすすめです。

洗濯機を回して一晩置いてから、ゴミを取ることを何回か繰り返します。洗濯槽クリーナーを2～3カ月に1回やるといいんです。

特に赤ちゃん用の洗剤を使っている間は、洗濯機のメンテナンスをマメにするのがおすすめです。あまり熱いお湯ではなく、40度くらいのぬるま湯で効果があります。

しっかり汚れを落としたい方は塩素系の洗濯槽クリーナーを使って、しっかりと濯げば問題がありません。

分解清掃は1年に何度も行う必要はありません。お湯で洗浄を行うことで変わってきますので、ご自身でメンテナンスをしてみてください。

※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。