ボンジュール パリ
今年のラ・メゾン・デュ・ショコラのバレンタイン限定ギフトは、パリの中心エリアを象徴する地を表現した4種の精鋭。
1番上のいちごの隣がセーヴル 19番地。ミルクチョコレートのコーティングは、誰もが笑顔になるひと粒。表面のミルクとイチゴのピュレが効いたダークガナッシュのコンビネーションが抜群。次のダークは色味の渋めのチョコレートはフォブール 225番地。マダガスカル産カカオ74%のプレーンダークガナッシュがすっきりとさわやか。
こちらの取材は昨年10月、シェフ・パティシエ・ショコラティエの二コラ・クロワゾー氏が来日し、それぞれの自慢のレシピについて語った。
それまでのキャラメルブームや塩ブームから打って変わって、世界中のチョコレートが高カカオ・シングルオリジンにシフトチェンジしたのは、コロナ禍の少し前。以前は「ガナッシュではカカオ70%を超えるものはめったに作らない」と発言されていたシェフに、今回74%のチョコレートを作った理由をお聞きした。
「カカオの生産からチョコレートになるまでを一貫して管理していると、産地の高低差や温度差などによってまろやかで酸味や渋みを抑えたチョコレートが作れることがわかりました。また、それに合わせる糖分やミルクの配合にも新しいアイデアが加えられ、今回は1つのチャレンジとして、マダガスカル産のカカオを使いましたが、実は毎回の新レシピの裏には200を超える試作品があり、その中から厳選したものをお届けしています。」
200もの作品の中から厳しいオーディションを勝ち抜いたエリートの中から、バレンタインコレクションでは4種がデビューを飾った。
新作4種のうちの1つ、箱の真ん中に縦に収まっているのが、マドレーヌ 8番地。滑らかなカシューナッツのミルクプラリネがワクワクする人懐っこいおいしさ。そしてバレンタインの象徴ともいえるハートは、フランソワ プルミエ 52番地。ダークガナッシュ入りのアーモンドペーストの濃厚さにうっとり…ギフトボックスのパッケージは、楽しげなパリの日常のイラスト。
パリを象徴するエッフェル塔や凱旋門、カフェテーブルなどに加え、メゾンのギフトボックス、ショッピングバッグも賑やかに添えられている。パリでも友チョコが定着したのか?いや、もともとフランスではギフトと言えばチョコレートが定番中の定番。女子への贈り物仕様にも思える、キュートなパッケージが魅力的。
ハートギフトボックス
真っ赤なハートのボックスは年代を問わず、誰からも愛される憧れの的。「ハート ギフトボックス」には新作の4種と、大きなハートのブシェに加えて人気の定番レシピも加わり、パリのチョコレートらしくぎっしり詰め込まれたレイアウトにテンションが上がりそう。
ブシェ クール ブーケ
イベントでもひと際目を惹くヴィジュアルで注目されていたのが「ブシェ クール ブーケ」。ピンクと白のグラデーションの清楚な花束モチーフが美しく、ナッツ好き、プラリネマニアのご褒美チョコレートなら、こちら一択。そして実は、ブシェ クール ブーケはオンラインでは手に入らないブティック(店舗)のみの販売。そんなレア感が大切な人へのギフトにもぴったり!
ラ・メゾン・デュ・ショコラの凄いところ
ラ・メゾン・デュ・ショコラが他と圧倒的に違うところは「濃厚なのに身体に優しい」ところ。「スーパーのチョコレートとどう違うの?」と思っている人には、ぜひ食べ比べをして実感してもらいたい。油脂を感じないのに、濃厚な口当たりのガナッシュ。それでいてすっきりと味が消えるところが素材と技術の違い。チョコレートには「濃厚に感じさせる仕掛けのあるチョコレート」と「本当に濃厚なチョコレート」がある。ラ・メゾン・デュ・ショコラは、後者のトップランナー。大切な人と私のために、バレンタインには迷わずホンモノを選びたい。
ラ・メゾン・デュ・ショコラ 直営ブティック
◆東京 丸の内 松屋銀座 ニュウマン新宿 六本木ヒルズ 新宿小田急
虎ノ門ヒルズ 西武池袋
◆大阪 大阪タカシマヤ 梅田阪急
◆神奈川 横浜タカシマヤ
※ 全国百貨店バレンタイン催事会場に、ラ・メゾン・デュ・ショコラの期間限定ブティックが登場。
バレンタイン限定品(2/17まで)やアイコニック商品を展開中。