「夜洗濯」で汚れが落ちやすい理由
汚れてから洗濯までの時間が短い
洋服の汚れはついてから洗うまでの時間が、汚れ落ちを左右します。
夜脱いだ服を、一晩洗濯カゴに溜めておくより、すぐ洗濯をしてしまう方が汚れが落ちやすくなるのです。
特に濡れたタオル、汗をかいた服を一晩洗濯カゴに放置すると、雑菌が繁殖し、嫌なニオイを招きます。
「使ってすぐ」「脱いですぐ」洗濯できるから、汚れをキレイに落とせるのが夜洗濯のメリットです。
お風呂で予洗いも
脱いだ服に汚れがついていた場合、お風呂場で予洗いすることもできます。
お湯を使って手洗いすることで、洗剤の力が活性化し、汚れが落ちやすくなります。
襟袖などの汗染みが出やすい場所や、日焼け止めが付着しやすい場所も、お風呂場で予洗いしておくと、黄ばみの予防にもつながります。
残り湯は使用しないほうがベター
お風呂の残り湯には、皮脂の汚れや細菌が含まれます。
夜洗濯をした場合、部屋干しをすることになるため、ニオイ防止という観点と、清潔な洗濯という観点では残り湯は使用しない方がベターです。
でも、せっかくなので風呂湯を活用したいという時は、次の4つに注意しましょう。
- すぐに使用する
- 身体を洗ってから浴槽に浸かる
- ニット・おしゃれ着は分けて洗濯する
- すすぎは水道水で2回以上する
特に、ニットをお湯洗いすると縮んでしまうことがあるので、注意しましょう。
部屋干しが基本!「夜洗濯」の注意点
部屋干し臭を防ぐ干し方を
夜間は昼間に比べ、外干しでも乾きにくく、防犯の観点からも、室内干しを推奨します。
室内干しで部屋干し臭を予防するためには、次の3つのことに注意しましょう。
- 洗濯後はすぐに洗濯槽から出す
- エアコンやサーキュレータ―の風に当てて早く乾かす
- 衣類同士の間隔はこぶし1つ分あける
衣類は濡れた状態が長く続くほど、残った雑菌が繁殖し、部屋干し臭を招きます。
部屋干し臭を予防するためには、「早く乾かす」意識を持つことが大切です。
騒音への配慮
集合住宅にお住いの場合、夜遅すぎる洗濯は近隣の方への迷惑になる可能性があります。
この春から新生活を送る場合は、洗濯音の小さい静音設計の洗濯機を購入するのもおすすめです。インバーター式洗濯機と呼ばれる洗濯機が音が静かなので、購入される際は検討してみてもよいかもしれません。
ドタバタと忙しい朝、『洗濯』という家事が1つなくなるだけで、大きな余裕が生まれます。
夜洗濯は、「朝の時短」と「汚れ落ち」という2つの家事ストレスを解消するヒントになるので、是非取り入れてみてください!