教えてくれたのは……マインドトレーナー 田中よしこさん
株式会社コレット代表取締役。心理学・脳科学、コーチングの知見を取り入れ、「自分を本当に知る」ことをメソッド化。個人セッションやセミナーなどを中心に、潜在意識を整え、本心と「未来の理想の思考」を引き出す方法を伝えている。著書に『自分の気持ちがわからない沼から抜け出したい』(KADOKAWA)がある。
幸せになりたい人が今すぐやめたほうがいい「3つこと」
幸せになりたいのに、“幸せになれないこと”に時間を使っていると、幸せは遠のいてしまいます。
今すぐにやめると、幸せに近づくことをお届けします。
1.「お金がない」「時間がない」と思うこと
幸せになりたいのになれない人たちが“足りない”と思っているもの。
それは、時間とお金です。
忙しいという口癖、お金がない、だから……我慢する。やりたいことを我慢しながら幸せになるのは、難しいですよね。
お金も時間も、勝手に湧いてはきません。
時間は誰にでも平等に24時間ですし、何個も会社を経営していても色んな経験を楽しんでいる人もいます。
つまり、お金も時間も、自分でつくれるものなのです。
今すぐ、お金や時間がないと思うのをやめて、「何からできるだろう」に変えてあげてください。
2.気が進まない人と付き合うこと
「付き合いだから仕方がない」「断ると面倒だから……」
こんな風に、乗り気ではない人たちや、気の進まない会合などに時間を使っている人はいませんか?
先ほども触れましたが、時間は有限です。そして、人生の幸せには人間関係は欠かせないものです。
自分が心地がよく、幸せな気持ちになれる人たちと関わるほうが、幸せ度はぐっとアップします。
心地よい人間関係を築くには、まずは、そうでない関係を整理する必要があります。
会話の内容が、うわさ話や不満しかない人間関係もぜひ見直しをしてみてください。これらは、どれだけ熱意をもって長く話したところで、全く得るものはありません。
もし、あなた自身がマイナスな話をしているのなら、違う話に切り替える。周りがそういった人が多いのなら、断る勇気から身につけて、人間関係の見直しをしてあげましょう。
3.受け身でSNSと関わること
ダラダラと流れてくるSNSを眺めていたら、「2時間も経っていた!」という人はいませんか?
受け身でSNSと関わっていると、自分で情報を取りにいくのではなく、自然と情報を受けとるという思考パターンがつきます。
「自分で選択する、決断をする」ことは、幸せに必要な自分軸を育てるために必要です。
必要な情報を探す、〇〇のために必要だから見る、という意識で、SNSと関わることが大切なのです。
幸せな人は、取捨選択が“幸せなもの”になっていて、幸せを感じる言動をとっています。今回の3つのポイントから身につけていきましょう!