知らずにやってた…。「クエン酸スプレー」の実は“やってはいけない3つの使い方”

家のこと

www.photo-ac.com

2024.02.15

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。自然由来のクエン酸は、安心して使えるナチュラルクリーナーですが、掃除方法を間違うと素材を傷めてしまう場合があります。ここでは、クエン酸スプレーの「やってはいけない使い方」をご紹介します。

広告

長時間浸けおく

クエン酸出典:stock.adobe.com

しつこい汚れだと長時間浸けおきたくなりますが、これはNG。クエン酸は長く置けばいいというものではなく、放置すると白く跡が残って掃除の手間が増えます。
素材が劣化し傷むリスクもあるため、長い間放置するのは避けましょう。
場所にもよりますが、クエン酸スプレーの浸けおき時間は30分~1時間が目安。放置すると汚れもクエン酸も固まって落としづらくなりますので、注意してください。

濃くつくる

クエン酸出典:stock.adobe.com

クエン酸の濃度が上がれば洗浄力はアップしますが、その分素材への刺激も増します。
ナチュラルクリーナーとはいえ、濃度が高すぎるのはNGです。素材によって耐性は異なりますが、濃いクエン酸がダメージを与えて劣化する可能性も……。
クエン酸スプレーの濃度は、水200mlに対してクエン酸小さじ1杯が適量です。目安を守り、濃くつくりすぎないよう気をつけましょう。

作り置きする

クエン酸出典:stock.adobe.com

手づくりのクエン酸スプレーは、つくり置き厳禁です。水は劣化し、時間が経つと腐る恐れがあります。
そのため、一度水と混ぜたクエン酸は“使い切り”が基本です。クエン酸スプレーは、粉のクエン酸と水を混ぜればつくれますので、掃除毎に新しいものを用意しましょう。
どうしても都度つくるのが難しい場合は、日の当たらない涼しい場所に置き、5~7日以内の使用にとどめましょう。

ただしい使い方・つくり方で家を快適空間に

クエン酸出典:stock.adobe.com

クエン酸スプレーは自分でも簡単につくれるうえに、トイレや浴室などの水まわり掃除に役立つ便利なクリーナーです。
濃度や使い方に注意して、ただしい方法でデイリー掃除に役立ててください。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告