色移りするもの
ジーンズなど色が濃い衣類は、ほかの洗濯物に色が移る場合もあるので避けた方が無難です。
色移りしてしまった服は、頑張っても元の状態に戻すのは困難。特に、白い服は色移りの影響を受けやすいです。
初めて洗濯する新品の衣類も要注意。「色落ちしないだろう」と思っても、洗ってみると思っていたより色が抜けた、なんてことはよくあります。
汚れがひどいもの
ひどく汚れている衣類と一緒に洗うのは、もってのほか。汚れを落とすどころか、服の汚れがほかの洗濯物に移ってしまいます。
食べこぼしのある服や、土で汚れた靴下のほか、トイレ用のマットなども要注意。繁殖した雑菌が洗濯物に広がりかねません。
汚れがひどいものは下洗いをして、できる限り汚れを落としてから洗濯しましょう。
金具があるもの
金属の金具がついている衣服も要注意。稼働中の摩擦やひっかかりによって、ほかの衣類が傷む恐れがあります。
そのため、金具がついている服は別洗いするのが理想です。
難しい場合は、できる限り金具を取り外し、必ず洗濯ネットに入れて洗いましょう。このひと手間で、衣類にひっかかるリスクを軽減できます。
傷みやすい素材のもの
シルクやレース素材のように、デリケートで壊れやすい素材の衣類は、複数の衣類と同時に洗濯すると傷むリスクがあります。
洗いやすすぎの工程で、ほかの衣類と摩擦が起き、繊維が傷つくのはよくあることです。デリケートな衣類は分けて洗い、まとめて洗濯機に入れるのは避けましょう。
ただしい洗濯で衣類が長持ち
ついまとめて洗いがちな洗濯物ですが、ものによって洗い分けをすることで、大切な衣類の寿命が伸ばせます。衣類を守るひと手間を心がけてみてください。