1.思い出のモノ
アルバムやメッセージカード、誕生日などのイベントにプレゼントしてもらったモノなど、思い出のモノから片付けをスタートしてしまっていませんか? 思い出のモノには、たくさんの思いや気持ちが詰まっているので、いるいらないの判断を簡単にはできずに、手が止まってしまいます。
思い出を振り返りながら、心の整理も必要なので時間もかかります。思い出のモノの総量を把握することは大切ですが、まずは今使っている、動いているモノから片付けをスタートさせるほうが効率的です。
2.家族のモノ
自分以外の家族のモノの片付けにお悩みの方も多いかと思いますが、勝手に片付けてしまうと、後々トラブルになりやすいですし、おすすめしません。あくまでも、モノのいる、いらないの判断はモノを所有している本人がするのが鉄則。
持ち主にしかわからない思い入れがあることもあるので、モノの状態でいらないだろうと安易に判断して捨ててしまうことは、絶対に避けましょう。まずは、自分のモノからしっかりと片付けて、片付いた空間の心地よさ、片付いていることで起こるメリットを、体感してもらえるよう働きかけていきましょう。
3.紙類
郵便物や子どものお便り、取扱説明書、仕事の書類など、ため込みがちなモノとして紙類があります。内容を確認して理解しながらの整理が必要なので、紙類の整理は思っている以上に時間がかかります。
時間がかかる割には、部屋の景色が劇的に変わるわけでもないので、片付けの達成感を味わいにくく、片付けのモチベーションが上がりにくいので途中で挫折してしまいがち。最初に片付けに取り掛かるのはおすすめしません。
片付け苦手さんが最初に取り掛かるには、ハードルの高い3つのモノをご紹介しました。どれも、自分自身の現在進行形の暮らしに直接必要でないモノであるケースも多いので、最初に取り掛かるのはあまりおすすめできません。
まずは、モノのいるいらないの判断がしやすい、賞味期限のある食材のあるキッチンや、空間が広くなりやすいクローゼットなどがおすすめです。自分にとって、「片付けたことでメリットを感じやすい場所はどこなのか?」という視点で片付けを進めるとモチベーションを維持しやすく、理想のゴールを叶えられるのではないでしょうか。
スモールステップでいいので、確実に片付けを進めて理想の暮らしを叶えられるよう、行動を積み上げていかれてくださいね。応援しています!