菌が繁殖するリスクも…。今さら聞けない「たまご」のただしい保存方法

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 菌が繁殖するリスクも…。今さら聞けない「たまご」のただしい保存方法

2024.02.23

エッグショックで価格が高騰していた「たまご」も、いつしか1パック100円台に。値下がり傾向で、たまごが再び“家計の優等生”に戻りつつあります。ここでは、今さら聞けない「たまごのただしい保存方法」について紹介します。

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たまごは常温保存でもいい?

卵出典:stock.adobe.com

スーパーやドラッグストアに並んでいるたまごは、ほとんどが「常温保存」です。たまごが冷蔵で売られていることの方が、少ない気がします。
しかし、販売店が常温で販売するのは、温度変化による劣化を避けるため。冷蔵保存すると常温に戻ったときに結露が起き、たまごが傷む可能性があるのです。

冷蔵庫で保存するのが理想的

常温で売られていることが多いたまごですが、劣化を避けるのなら「冷蔵保存」が一番です。
たまごには、冷蔵保存を前提とした賞味期限が記載してあることが多く、常温で保存することを想定していません。

たまごは冷蔵保存が基本

私が購入したたまごにも、「お買い上げ後は冷蔵庫(10℃以下)で保存してください」と記載がありました。
常温で保存するよりも冷蔵庫に入れた方が、サルモネラ菌などの繁殖リスクも減るため安心です。

一度冷蔵庫に入れたら常温NG

NG出典:stock.adobe.com

スーパーやドラッグストアで並んでいるように、たまごは常温保存NGというわけではありません。気温が高い夏を除けば、風通しのよい冷暗所で保存することも可能です。
しかし、たまごは温度変化に弱いため、一度冷蔵庫に入れた場合は常温で保存できません。結露によって傷みやすくなるため、もともと冷蔵で売られているたまごは帰宅後すぐに冷蔵庫へ入れる必要があります。

ただしく保存しておいしく消費しよう

常温・冷蔵どちらで売られていたとしても、たまごは「冷蔵保存」することをおすすめします。やむを得ず常温保存するときは、もともと常温で売られていたものに限り冷暗所で保管し、早めに食べ切りましょう。
再び家計の救世主に戻りつつあるたまごは、ただしい保存方法でおいしく食べ切ってください。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除の知識と技術を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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